2021/01/30 蒲郡オンロードツーリング
(高速走行テストツーリング)

[はじめに]
 新型コロナウイルス第三波を受けたこの地方への緊急事態宣言発出から2週間。感染者数は少なくなってきているようですが、2月7日に宣言が解除されるかは正直微妙な感じです。感染を抑えないと経済も回らないことから、期間延長もやむなしとは思っているんですが、それだと恒例の潮岬ツーリングが2月中に開催出来なくなっちゃうかも知れません。ソロツーリングなら宿の人と少し話をする程度なので問題ないと思いますが、マスツーリングだと飲食&宿泊での感染リスクは高くなりますから。

 さて、今日はETC動作確認&SP忠男パワーボックスパイプの効果確認のため、ソロツーリングに出掛けました。この土日は雪が舞う可能性があるとのことだったので、天気予報を確認し土曜出撃とすることにしたんですが・・・。


[出発〜R19〜東名高速〜上郷SA]

 昨日の降雪&放射冷却現象で家の周りの道路が凍結していたため、9時まで待って出撃。家の周りの路面はほぼ乾いていたので、バイクが汚れることはないだろう、と甘く考えていたんですが、幹線道路の路面は全然乾いていません。なんで??と思ったらこれ、すべて融雪剤が溶けた跡でした(大泣)。少し走っただけで前の車が巻き上げた細かな泥水でスクリーンが真っ白になってしまうような状態。おまけに気温が低く、幹線道路でも日陰の路肩は凍っている感じなので、気合十分で出発したのに気持ちが萎えてしまいました。

 高速道路ならさすがに路面も乾いているだろうと東名高速に入ったんですが、名古屋ICから上郷SAまでの間はべたべた状態。道路脇の田んぼには我が家の周りより多く雪が積もっていました。岡崎方面なら大丈夫だろうと思ったんですが甘かったです。

         
   [上郷SAにて。トイレットペーパーを濡らしてスクリーンとヘルメットのシールドを拭っておきました。]


[東名高速〜音羽蒲郡IC〜オレンジロード〜R23バイパス〜衣浦豊田道路〜東名高速他〜帰宅]
 ここから先どこに向かうか決めきれないまま上郷SAを出発。とりあえず音羽蒲郡ICまで走ることにします。この区間は路面がところどころですが乾いてきていたので、エンジンを回して高回転域での走りを確かめてみます。

 まずはエンジン。高速に入る前の一般道で、一般道を普通のぺースで走る際に良く使う3000〜6000回転の感触を改めて確かめておいたんですが、SP忠男さんの売り文句通りトルクが上乗せされ走りやすくなった感じがしました。これは先週試走した時と印象が変わらなかったです。実際、登り坂で遅いトラックの後ろを50km/hで走る際でも6速入れっ放しで全く問題なく走ることが出来ますし、そこからアクセルだけでちゃんと加速して行くので楽で良いです。まあ、ノーマルエキパイの時も低中速域のトルクがあるな、と感じていたので、そこまで大きく変わったとは感じていませんが。
 高速道路走行では6000回転からレッドゾーンの10500回転までを使ってみたんですが、ロングストロークエンジンの割にはきれいに上まで回転が上がっていきます。ただ、回したところで絶対パワーがないので最高速度はCRF250Lとどっこいどっこいって感じでしょうか?
 大きく変わったと感じたのは、5000回転から上の回転域に向けてのつながり方!とてもスムーズに回るようになりました。同時に、糞詰まったような不快なエキゾーストノートや微振動がかなり減ったように思います。50〜80km/hの快適性は私の一番重視するところなので、エキパイを交換した価値は十分ありました。まあ私の場合、バイクのエキパイはステンレスであることが絶対条件なので、見た目が変わっただけで十分なんですけどね。

 ただ、このバイクは私的には一般道用。高速道路走行は移動と割り切っているので、この位のパワーがあれば問題ないんですが、新東名の多くの区間の速度制限が120km/hに引き上げられたことも考えると、もう少しパワー&トルクがあると良いのかも?と思ってしまいました。今回のツーリングでは、パワーボックスパイプ+ノーマルサイレンサーでの走りの感触を確かめ、SP忠男のサイレンサーを追加購入するかどうかを判断するのが目的の1つだったんですが、5000回転あたりで発生する牛の鳴き声のような排気音が完全に消えることも期待して、帰宅後早速ポチっておきました。まあ、サイレンサー交換で上がる馬力はせいぜい1〜2馬力。鈍感な私に他のユーザーがべた誉めする効果を感じられるかは正直微妙ですが。
 
 次にハンドリング。変な癖もなく走りやすい感じです。ただポジション的にハンドルがあと1cm手前に来てくれるとしっくり来るかな?でもハンドル角度を変えることで少し手前に持って来たので我慢出来ないほどではなくなったため、これで良しとしましょう。ハリケーンのセットバックスペーサーを入れると手前に来過ぎてしまう感じなので。

 R23バイパスで知立まで走ったところで渋滞に嵌まりそうになったため、急遽コースを変更。衣浦豊田道路経由で豊田インターに向かい、そこからは高速を使い、12時には帰宅しました。せっかくのツーリングなので1日走る気満々で出撃したんですが、バイクが塩化カルシウムまみれになっちゃったため、洗車してからもう一度家の周りを走ってあらかたの水気を落とし、自然乾燥させて錆び付きを防止したかったので。この時期はバイクの乾燥に半日はかかっちゃいますからね。


[終わりに]
 今回は午前中だけのツーリングだったのですが、さすがにこれだけ寒い中なので、音羽蒲郡までの高速走行でバイクを見かけることはありませんでした。まあ、路肩に雪が残っているような状態ですから無理もないですね。
 蒲郡から知立までのR23バイパスでのこと。これだけバイクが少ない中だというのに、V−strom250を続けて2台見かけました。このバイク、250ccの中ではかなり売れているっていうことが良くわかりました。これだけ良く走っている車種なら、やはり少しづつでもカスタムして自分好みにして行きたいな、と思っています。


   [走行距離]   194km

   [燃  費]    29.21km/l(900円)

 

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