2021/07/10 東白川林とこオンツーリング
(雨上がりの林道は怖い!ツーリング)

[はじめに]
 今日は潮岬クラブのオンロードツーリングのはずだったんですが、先週に引き続きこの土日も雨模様。残念ながら金曜に中止を決定させて頂きました。ただ、先週もでしたが、当日になって急に雨の心配がなくなる、というパターンも考えられたため、以前から尚ちゃんに依頼されていた近場のくねくね道をひたすら走り回る企画を雨が降らなかったら開催させて頂くことにしました。
 この企画内容なので、参加者を小排気量車をお持ちの皆さんに限定させて頂くことにして参加者を募ったところ、尚ちゃんが手を上げてくれました。
 
 <今回の参加者>
    
参加者 バイク ちょっと一言
尚ちゃん グラストラッカー  以前からこの企画を熱望されていた尚ちゃんですが、最近はあまりバイクに乗れていないそうで、集合時点ではどこか自信なさげな雰囲気を醸し出していました。でも、長い付き合いですので、そんな言葉には騙されません!(笑)。尚ちゃんと軽量でトルクフルな単気筒250ccの組み合わせがくねくね道にばっちり、ってことはわかっていますから。
 実際今回のコースで尚ちゃんがミラーから消えたのは1回か2回位。逆に
「おらおら速く走らんかい!」って追い回されている気分でした(笑)。

HANZ V−STROM250  先週のaotyanさんとのツーリングでVストに乗ったため、順番的には390DUKEの番だったんですが、濡れたくねくね道での扱いやすさを考えて今週もVストにしてみました。この判断、大正解でした。
 尚ちゃんにVストをお見せするのは初めてだったんですが、大きさに驚かれていたのが印象的でした。自分としてはパニアケースを付けていなければそんなに大きいって思っていないので。
                  *aotyanさんからは前日に不参加の連絡を頂きました

[起床〜美濃加茂のケーズデンキ駐車場(集合)]
 今日は5時に起床。7時までの天気予報や雨雲予想を確認して最終的な開催判断をすることにしていたんですが、まー微妙な天気!最初は絶望的だった雨雲予想が尚ちゃんとLINEで相談している間に良い方に変わってくれたため、予定通りの時間集合で開催することを決定させて頂きました。

 バイクの準備を済ませ、8時半前に家を出発。いつもなら美濃加茂のマック集合とするところですが、今日はaotyanさんが不参加となってしまったこともあり、今日はマック近くのケーズデンキの駐車場で待ち合わせすることにしています。

 駐車場には9時5分前に到着。お待たせしました〜。

 [日陰なのがありがたかったです。]

 [出発前に全員で。]


[県63〜林道〜県348〜県80〜県97〜県64〜市道〜大規模林道〜道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉]
 9時過ぎに駐車場を出発。抜け道経由で県63に出て、クレセントバレーカントリークラブのところからくねくね道走行を開始します。まずは林間の道路の濡れ具合を確かめたかったので。この区間は雨が上がってから少し時間が経っていたようで結構乾いてくれていました。このため、次はうっそうとした森の中を抜ける県97に向かったんですが、ヘアピンが2つ連続するこの区間の手前の道路に川が流れている状態・・・。一気にバイクが汚れてしまいました。やっぱり今日は林道には入らない方が良さそう、とこの時は思ったんですが・・。

 県64に出て、交差点の信号待ちで尚ちゃんにここまでのコースとペースについてお聞きしたら、全然問題ない、とのこと。今日は尚ちゃんのリクエストに合わせひたすらくねくね走行するのが目的ですので、頭の中でコースをリルート。くねくね道を追加することにしました。

 まずは県64から大規模林道に向かう市道に入ります。まだ路面がべたべた状態なのでペースは控えめにしましたが、集合場所までの暑さが嘘のように涼しくてとても気持ちが良かったです。

 大規模林道を下って出発から1時間で最初の休憩場所、飛騨金山の道の駅に到着しました。

 [駐車場にバイクは我々2台だけ。]


[R41〜R256〜道の駅茶の里東白川(昼食)]

 道の駅で20分ほど休憩してから、今日の目的地道の駅茶の里東白川に向かって出発します。R41を走り始めたら雨がパラついて来たため、雲の流れや色を見ながらコースや状況によっては目的地も臨機応変に変えるつもりでしたが、それ以上雨が強くなることがなかったので助かりました。

  [飛騨金山でまずは給油。]

 下油井から川沿いのR256に入ったんですが、ここ数日の雨の影響か先週より川の水量が増えていて、マイナスイオンがいっぱいって感じ。走っていてとても気持ちがリフレッシュ出来ました。

    [工事信号待ちにて。]

 先週aotyanさんとここを走った際は、下呂から県62を使ってR256に出たんですが、今日はその県62との交差点を通り過ぎ、桜峠を越えて東白川に出ます。桜峠の上り下りは尚ちゃん+グラストラッカーには持ってこいのくねくね道なので、尚ちゃんにもとても楽しんで走ってもらえたみたい。路面が濡れていなければもっと楽しかったんでしょうけど、暑くも寒くもない状態でこれだけ走れたので、まあそれは贅沢ってものですね。私的にも走りを満喫出来ました。

 道の駅茶の里東白川には11時半前に到着。今日はここで昼食とします。

  [今日は結構車が停まっていました。]

  [こうして見比べるとVストはでかい!]

 ここのレストラン、私は以前から気になっていたんですが、どうやら尚ちゃんもそうだったみたい。期待して入ったんですが、店員さん(女性2人)も愛想がなくてちょっとがっかりしちゃいました。

 [こっちは裏口になるのかな?]

            
  [ランチメニュー。そんなに種類はなかったです。これなら横にあった野菜村のレストランの方が良かったかな?]

          
 [売店側の入り口には日替わりランチの看板が。鶏肉好きとしてはこれ、見逃せません。]


 [照り焼きの量が結構あって、味も良かったです。]

                  
 [尚ちゃんは夕食を唐揚げにする予定とのことで「にごみうどん」にされました。根菜を煮込んだものが載ったうどんだそうです。]


[R256〜R257〜県70〜二ツ森林道〜展望台]

 のんびり昼食を頂き、12時半過ぎに道の駅を出発します。天気がまだ持ちそうだったため、どこから山の中に入ろうか迷った末、県70経由で二ツ森林道に入ってみることにしました。

 と、その前に県70で走行写真を撮ったので載せておきます。撮影に気付いて尚ちゃんも車間を詰めようとしてくれていたんですが、まだ少し距離が遠く、ちょっと画像が荒くなってしまいました(謝)。カメラをもっと画質の良いものに買い替えたいんですが、コンパクトデジカメって最近廃れてしまっていて、私が求めるスペックを満たすものってなかなかないんですよね。最近はスマホのカメラ機能がコンパクトデジカメよりかなり高機能になっていますが、胸ポケットからさっと出して片手でシャッターを切るなんて操作、スマホでは無理ですし。

 
 
 

 

 

 

 

 二ツ森林道の路面はかなり濡れていて、落ち葉や落木もかなり多い状態。更に路面に苔が生えていたため、とても滑り易い状態でした。林道に入ってすぐ走行を諦めてUターンしようかと思ったんですが、林の中の走行はとても涼しくて心地良かったため、ペースを落としてそのまま慎重に走ることにします。

 でも、慎重に走っているのに上りコーナーの立ち上がりでアクセルを開けたら苔に乗ったリアタイヤがずるずるっとスライドしちゃう場面も・・。以前DT125Rに乗っていた時林道でスリップダウンしちゃったことを思い出しました。トルクの出方が穏やかなVストだったのでこの程度で済みましたが、トルクの出方が急な390DUKEだったらパニクっていたかも?

 二ツ森展望台には13時20分に到着。普段ほとんど人が来ないと思われる展望台なので、トイレに鍵が掛かっていたり汚かったりするんじゃないかと不安でしたが、ちゃんと利用出来る状態だったのでほっとしました。

 [何年ぶりだろ、ここに来たのは。]

    

   [北海道の美瑛にある「ケンとメリーの木」みたいな絵になる木があったので、バイクを移動して記念撮影。]

 撮影のためバイクを移動しようとしていた時のこと。何気なくリアキャリアを見たら、トップケース固定用のベースのカバーが無くなっちゃっていました。後ろを走っていた尚ちゃんにお聞きしたら、昼食後ここまで走って来る間に何か飛んでいくのが見えたそうです。あーあ・・。帰宅して調べてみたら、このカバー、はめ込んだだけではダメで、タッピングスクリューで固定しなきゃいけなかったみたいです。早速ネットでベースを購入して取り付けることにしましたが、2000円ちょっととはいえ無駄な出費になっちゃいました。

           
   [帰宅後に説明書を見返したら、ちゃんとタッピングスクリューで固定するよう書いてありました。]


 [後ろにあるのが展望台です。]

 
      [中津川の市街地が見渡せました。天気がもっと良ければ・・・。]

  
         [出発しようとヘルメットを取ろうとしたら蝶が。残念ながらギフチョウじゃなかったです。]


[二ツ森林道〜県72〜広域農道〜県68〜県402〜坂折棚田]
 さて、ここからの林道は基本的には下りか水平移動になります。フロントブレーキをこの路面状態で使うとABSがあるとはいえスリップダウンしやすいので、リアブレーキのみを使用。展望台への上りに比べ路面の濡れた落ち葉や落木が多くなっていたため、ギアは2,3速を使ってペースを落として走ります。

 10分ほど走ったところでのこと。下りから上りに変わる部分に路面に泥が溜まっているのを見つけました。泥には車の轍がついていて、左側より右側の方が泥が少なそう。このためスピードを落とし、バイクを道路の右側に寄せてバイクを直進状態に保って惰性で通過しようとしたんですが、予想以上に泥が深くフロントタイヤが滑って左に!バイクがそのまま転倒してしまいそうになったため、右足で地面を蹴って何とか立て直しましたがこれには今日一番肝を冷しました。後ろから見ていた尚ちゃんもかなりびっくりされたようです。やっぱり雨上がりの林道はなめちゃダメですね。

 直進し県70に出る林道と、ショートカットして下界に降りる林道のY字交差点で一旦停止。ここまでの林道の状況が結構酷かったので、どうしようか迷ったんですが、そのまま直進することにします。下界に降りる道は以前はダートで、しばらく前に舗装された記憶があったんですが、うろ覚えだったので。走り始め下界に向かう道路が舗装されているのかな?と見下ろすと、なんとその道路をカモシカの子供が走ってました!尚ちゃんに指を差して教えたんですが、残念ながら遅かったみたい。日本鹿は比較的良く見かけますが、カモシカってとこがいかにも山の中って感じです。こういう動物に会えるのも林道走行の楽しみの1つ。そういう意味でもまたオフ車に乗りたくなっちゃいました。

 林道を抜けた後は広域農道経由で県68に出て、休憩のため坂折棚田に向かいます。

 
             [棚田駐車場到着。]

 
  [日本の棚田100選に選ばれた景色のようですが、この程度なら他にもっとあるような?]

 [岐阜の棚田21選にも選ばれているようです。]

     
  [雨雲予報を見ると北方向は大雨みたい。ここからは急いで帰ることにしました。]


[県402〜県353〜R418〜新旅足橋〜いつものルート〜帰宅]
 棚田を出た後はR402で八百津方面に向かいます。棚田を出てすぐのR402の数kmはかなり道幅が狭く、対向車とのすれ違いが困難な区間です。ブラインドコーナーも多いので、ホーンを適宜使いながら走ったんですが、上り左ヘアピンコーナーで反対から白い車が下ってくるのをカーブミラーで発見。こっちは手前の直線でバイクを左に寄せて停車したんですが、この車、道路の真ん中をかなりスピードが出して走ってきていたので、そのままコーナーに入っていたらぶつけられちゃうところでした。あぶない、あぶない・・。

 R418に出た後、新旅足橋でバンジーをやっている人がいたら見てみたいな、とスピードを落としてジャンプ台横を通過しながら確認すると、数人が赤いウイングスーツを来て順番待ちをしていました。こりゃ見るしかない!駐車場にバイクを置き、ジャンプ台が見える部分に移動しました。
 
 [ここからだと下まで見えません。]

 [はるか下には川が。]

  ここのバンジージャンプは高さが日本一(215m)なんだそう。料金は大人一人1回36000円ですが、現在コロナウイルス感染症に関する応援キャンペーンで日によりますが3割引きの25000円で飛べるそうです。自分は30mのバンジージャンプしかやったことがないので、話のタネにいつかやってみたい気も・・・。

 [皆さん躊躇なしで飛び降りているのに感心しました。]

 [ウイングスーツを生かして前方方向に滑空していく人も。]

 バンジージャンプを見終えた後は丸山ダム付近からもう1本ワインディングを走ってR21に出て、道の駅可児ッテで最後の休憩を取ります。

 [いやー、くねくね満喫出来ましたね!]

 [おかげで下回りは汚れまくりです。]

 休憩中に(株)カゴメさんがイベントでやっていた血管年齢測定と野菜摂取量測定を受けてみました。結果、血管年齢は実年齢マイナス9才、野菜摂取量は測定係員も驚く7.7(大多数の人は5位なんだそう)。自分って自分が思っているより健康なのかも?とちょっと安心しました。人間ドックではコロナ太りの関係でいろいろ引っかかっちゃってますからね(笑)。

 今日はここで解散。尚ちゃんお疲れさまでした。

 
[終わりに]
 帰宅したらいつもは洗車するんですが、今日は帰宅が遅くなってしまったので見送り。翌朝洗車したんですが、やっぱり奥の方まで汚れが入り込んじゃってました。早く梅雨明けしてもらって、乾燥した路面を心おきなく走りたいものです。


  [走行距離]  211km
  [燃   費]  36.76km/L(900円)

           
             



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