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2016/10/10 奥琵琶湖・木之本ツーリング
(まったりペースでも寒っ!ツーリング)

[はじめに]
 10月になり、ツーリングには絶好のシーズン到来!2ヶ月振りでMottoTouringClubのツーリングの提案をさせて頂きました。
 10月のどこか、ということで日程調整を行った結果、日程は唯一全員の予定が合った8日(土)に決定。一応10日(祝)を予備日ということにさせて頂きましたが、雨天予備日という考え方はこのメンバー内にはなく、雨なら中止、と思っていた人ばかりでした。うちのクラブなら当たり前なんですが、一般的にはそこまでして走らないってことなんでしょうね。

 目的地ですが、8月のツーリングの際に天候不良で見送った「日本のチロル」下栗の里を目指そうということに。ここは日帰りで行くにはただでさえハードなのに、このメンバーは観光&食事重視。帰りに矢筈トンネルで飯田に抜け、高速を使って帰るようにしないと無理があります。でも、メンバーに125ccの方がいるので自動車専用道の矢筈トンネルを通ることが出来ないんですよね・・。最悪高速組とR418くねくね帰り組で別れることを考えようと思っていました。


[日程決定]

 9月からのすっきりしない天気は結局10月上旬まで残ってしまい、8日の天気も傘マークが出て消えてくれなかったため、結局ツーリングは10日に延期。この日程だと欠席となってしまう人がいるんですがやむを得ません。
 ただ、10日は連休最終日のため、疲れが残らないようコースを名古屋起点で往復250km程度のツーリングとすることを提案させてもらいました。もっともメンバー全員のお宅の位置を正確に知らないので、本当に250kmに収まるかはわからなかったんですけど・・。
 一応女性メンバーの走行距離が一番短くなるようにと考え、飛島のオートレストラン長島集合で木之本方面に向かうコースをご提案。このコースだと大半の皆さんが混雑する名古屋市を抜ける必要があるのでちょっと迷ったんですが、最悪の場合は125ccの方以外は高速を使ってもらえば良いですからね。

 具体的なコースですが、オートレストラン長島に8時集合、堤防道路を北上しR303の八草トンネルを抜け、木之本の「琵琶湖食堂」で名物のとりやさい鍋を食べる、という形です。琵琶湖食堂のとりやさい鍋はライダーなら一度は食べて欲しいメニューですし、道の方も帰りの名古屋市内以外は流れの良い気持ちの良いルートですから。
 
 また、今回はオリジナルメンバーに加えaotyanさんもお誘いしています。このメンバーから見るとaotyanさんは「超ベテランライダー」。ついて行けるか心配・・、という人が多かったです(笑)。
 
 バイクの方は、メンバーに125ccスクーターで参加される方がいること、比較的短距離であること、CRF250Lは7日の敦賀・越前・福井ツーリングで乗っているし、グラディウス400には来週のワインディング満喫1泊2日ツーリングで乗る予定であることから、KLX125を選択。ここのところKLX125で長距離ツーリングに出掛けていないので、コンディション維持のためにもちょうど良いな、と。
 今回はaotyanさんが順番的にWR250RではなくXDIAVELで参加されるため、排気量差が10倍にもなっちゃいますが、このツーリングは安全第一がモットーのまったりペースなのでそこは全く問題はありません。参加メンバーの皆さんにもKLX125で参加し、のんびり走ります宣言をしていたんですが・・・。


[起床〜出発〜R23他〜オートレストラン長島(集合)]
 今朝は4時半に起床。バイクの出撃準備を済ませた後で、ネットを見ながら時間潰していたんですが、待ちきれず5時半過ぎに家を出発しました。

 いつものようにエンジンをかけずに惰性で住宅地を抜け、太い道路に出たところでセルを回します。最近乗ってなかったせいかクランキングが少し弱いな、とは思いましたが無事エンジン始動。さて、このまま惰性で坂を下ろうと思った瞬間、前がフッっと暗くなります。あ〜あ、ヘッドライトバルブが切れちゃった!
 
今日は明るいうちに帰宅する予定ですし、ロービームが切れただけなのでハイビームに切り替えればライトは使えるので、このまま1日走れないことはないんですが、整備不良がわかっている状態で走るのは精神衛生上良くありません。このため、家から1kmのところからUターン。自宅に戻って急遽CRF250Lに乗り替えることに。まあ、CFR250Lは今回のメンバーには初お披露目になるので、それも良いでしょう。

 CRF250Lは方は先日1000km点検に出したばかりで万全な状態。ヘルメットだけ緑から赤に変えて改めて家を出発します。

 走り始めるとこの時期にしては結構な重装備にも関わらず寒い!気温がいつもの場所で10℃しかなかったので当然ですよね。帰宅後ニュースを見たら、今日は全国的に今年一番の冷え込みだったんだとか。寒い訳ですね。

 いつものルートでR23に抜け長島方面へ。R23は祝日朝ということで流れはスムーズだったんですが、その分ペースが速い!危険なので125ccだったら長島近くまでR23は走らず抜け道を使わなきゃならないほどでしたが、CRF250Lに乗り換えたおかげでその心配はせずに済みました。やっぱり排気量が大きいっていうのは良いですね。

 さて、今日の集合場所はオートレストラン長島。潮岬クラブのツーリングでは定番中の定番の待ち合わせ場所なんですが、今回のメンバーの皆さんはaotyanさんを除いて初めて利用されるとのこと。自分は30年以上ずっと利用しているので、ここを知らない名古屋人がいるっていうのが信じられませんでした。

 オートレストラン長島には7時半に到着。バイクを停めているとaotyanさんも到着。aotyanさんとレストランに入ろうとしていたら、W400さんが到着。今回のメンバーとaotyanさんはツーリングとしては初顔合わせとなるので、私が一番に着いていないと、と早目に来たんですが、これは正解でした。

   
  [駐車場が混んでいたので、後から来る方のためにこの後私のバイクを空いている駐車スペースに移動。]

 店内で食事をしながら3人で雑談。7時45分を過ぎ、そろそろかな?と思って外に出てみると、木曽川大橋方面からCRF250Mさん、車を1台挟んでPCX125さんがやって来ました。PCXさんはCRF250Mさんに気が付いて半分ストーカー走りをされていたようですが、CRF250MさんはPCX125さんに全く気付いておらず、びっくりされていました。

 
      [おかげで兄弟車2台を並べた写真が撮影できました。]

 今日はこの5名で全員集合。結局女性ライダーさんは子供のクラブの送迎の関係で欠席、とのことでした。

 ドライブイン内でしばらく休憩としたんですが、皆さんのここまでの感想は「寒かった!」の一言。ベテランのaotyanさんや私は気温に合わせたバイク用装備なので良いんですが、その他の方は普通の街着ベースですから、バイクで風を受けたらそりゃ寒いですよね。前日私から「今朝は冷え込みそうなので装備をしっかりするように」とお伝えしてあったんですが、いくら着込んでも街着ではね・・。
 しかし、これで寒すぎ!と言っているようでは、このメンバーでのツーリングは今年はこれが最後になりそうです。

 全員揃ったところで出発準備のため店外へ。ここでの話題の中心はaotyanさんのXDIAVEL。そりゃそうですよね。なかなか見られないですからこんな凄いバイク。

       
            [XDIAVELはやっぱり注目の的!]


[R23〜R1他〜県106〜揖斐川堤防道路〜道の駅南濃]
 道の駅を8時に出発。集合時間に出発するとは、まるで潮岬クラブみたいですよね。まあ、なんだかんだ言っても年配者ばっかりですから無理ないかな?(笑)

 オートレストラン長島を出た後は2kmほどR23を走り、次の交差点を右折して1号線方面に向かいます。交差点を曲がったところからは片側1車線の40km制限なんですが、ついいつものペースで速度を上げちゃいそうになります。いかんいかん、今日は制限速度重視のまったりツーリング。どんなに空いていてもGPS速度で制限速度を守るペースを守らなきゃ!
 
 R1で桑名市街を抜け、橋の途中から県106(堤防道路)へ。ここはガードレールのない気持ちの良い一本道なので、両側の川を眺めながら景色を楽しみつつのんびり走ります。ただ、ここは抜け道にもなっているので、急ぎたい後続車にはのんびり過ぎてちょっと迷惑だったかも?

 木曽三川公園から先の揖斐川堤防道路はたまたま後続車がおらず、のんびり走るには最適。養老山系を左手に見ながらまったりツーリングを楽しみます。ここは道幅が広い割に交通量が少ないので、速い後続車が来たら左ウインカーを出して道路左に寄れば安全に追い越してもらえます。そういう面でも楽が出来ました。

 しかし、いくら快調とはいえ、今日は寒いためあまり連続走行するわけにもいきません。このため、走り始めて40分立ったところで道の駅南濃で最初の休憩タイムとしました。ここまで日差しがあまり強くなかったこともあり、皆さんかなり寒かったようです。

 
        [今日はこの5台。車種も排気量もばらばらです。]

 当初計画では、ここから堤防道路を更に北上し、道の駅星のふるさと藤橋〜八草トンネル経由で木之本を目指すつもりだったんですが、このコースだと早い時間に一番標高が上がる箇所を通過することになり、寒さで皆さん参ってしまいそうです。このため、コースを逆周りに変更し、八草トンネルには昼から回ることにさせて頂きました。

 
  [後ろに足湯が。おばちゃんに占領されてなければ入りたかったですね。]


[揖斐川堤防道路〜R258〜大垣〜県53〜R365〜広域農道〜道の駅伊吹の里]
 道の駅を出た後は再び堤防道路へ。時間だけを考えれば県56で関ヶ原に直行するべきなんですが、関ヶ原にあまり早く行っても寒いだけなので、大垣市内を経由して大回りするルートにさせて頂きました。大垣市内では日差しが強くなり、信号待ちも多かったので体が少しは暖まったんじゃないかな?

 [大垣市内は青空の下。]

 大垣市内からは県53〜広域農道を走って予定より10分遅れで道の駅伊吹の里に到着。寒さのせいでお腹が空いてしまったので、美味しそうに饅頭を食べるPCX125さんについつられて私も1個。これ熱々でとっても美味しかったです。aotyanさんには「お昼ががっつりなのに食べるの?」と言われちゃいましたが、これが後で吉と出ます。

 [伊吹山がきれいでした。]

 [普通のよもぎ餅なんですが・・。]

 [鉄板で焼いてあるので、熱々とろとろ!]

 [美味しく頂きました。]

 [つられてCRF250Mさんも・・。]


[広域農道〜R365〜R8〜R303〜県513〜奥琵琶湖パークウェイ展望台]

 道の駅を出た後はお約束のペースを守ってゆっくり走ろうと思ったんですが、後ろから来る車のペースが速い!この道は流れがいつも早いですからね。道を譲ろうにも見通しの良い直線部分が少ないので困ってしまいました。

 R365に出た後、今日はのんびりツーリングなので出来れば観光も、と思い、R365沿いにある小谷城址に立ち寄ろうかと走りながら考えたんですが、午前・午後のコースをひっくり返したことにより、昼食時間が早くなってしまう分を奥琵琶湖パークウェイを走って時間調整すると宣言をしてしまっていたのでここは泣く泣くパス。昼食の際に「寄ってみたかった」という声が上がっていましたが、また次回のお楽しみ、ということで・・・。

 木之本の市街地を抜け、琵琶湖岸に出るトンネルを過ぎると、いきなり渋滞!ここはR303との交差点を先頭に混雑することがあるので、ファミリーマートのところから裏道に入ります。そのままいつものルートを使えば良かったんですが、湖岸沿いを反対側から回れたはず!と思ってしまい、いつもとは逆の湖岸沿いへ・・・。2kmほど走ったところで残念ながら行き止まり。ダートでもう少し先までは行けそうでしたが、オフ車は私だけですから当然それは無理(笑)。先導者としては大きな判断ミスでしたが、きれいな湖岸の景色を見ながら写真撮影もできたので、結果的にはこれはこれで良かったかな?

 
           [日差しは強くなってきましたが寒さの方は相変わらず。]

 [ここは釣り客が多かったです。]

 R303に戻り通常ルートでパークウェイへ。ここは私とaotyanさん以外皆さん初めてということで、展望台からの景色を満喫されてました。

 [高月方面。良い景色です。]

 
              [意外と観光客が少なかったですね。]


 [寝不足がかなり効いてきました・・・。]


[奥琵琶湖パークウェイ〜R8〜琵琶湖食堂(昼食)]
 展望台を後にし、パークウェイの一方通行区間へ。そこら中で工事をしていたり、道路に水が流れている部分があって、せっかくきれいにしてあったバイクの下回りが汚れちゃいました。雨バイクのXDIAVELがいるからかな〜(笑)。

 R8を走って木之本に戻り、琵琶湖食堂へ。店に着いたのは12時15分だったんですが、駐車場に入ってびっくり!バイクだけで50台近く停まってました。ここはもともとバイク乗りに人気のお店なんですが、ここまで混んでいるのは初めて見ました。急いで順番確保のため店内に駆け込んだんですが、幸いお客さんが入れ替わるタイミングだったらしく、待ち列の1番目を確保。しかし結局席につくのに20分、料理が出るのに15分近くかかっちゃいました。でも周りのお客さんの食べている料理を見て皆さんこの時点でかなり満足されてました。そりゃこの山盛りを見れば、ちょっと待つくらい何ともないですよね。

            
  [aotyanさんはビールを飲みながらこれを奥さんと食べるために、わざわざ近くに宿泊されたことがあるそうです。]

 出てきた料理を見て皆さん更にびっくり。1つでも大迫力なのに今日は2山ですからね!

 食べてみて皆さんそのボリュームと味付け、値段の安さに更にびっくり!これだけ満足してもらえればご案内した価値があるってものです。

 
                [味噌を土産に買った方も。]


[R303〜道の駅星のふるさと藤橋〜R303他〜揖斐川・長良川堤防道路〜県30〜サークルK]
 店を出た後は、準備の出来た人から向かいにある出光のGSに移動して給油を済ませます。たくさん食べて眠くなりそうだったので、缶コーヒーでのドーピングも忘れずに・・。

 GSを出た後はR303で八草トンネルに向かいます。全体的に道が空いていてとても走りやすかったんですが、トンネル手前で追いついたジムニーが何とも邪魔!トンネルに入ると目が悪いのかスピードが40kmまで落ちるし、ちょっと登りになるとアクセルの踏み込みが遅くてここでも40kmまで落ちるし・・。ミラーに写る顔からすると、初心者マークは付けていませんが、ペーパードライバーの子供が練習のためにハンドルを握っている、て感じかな?普段ならこういう車は問答無用で追い越すところですが、今回は遵法ツーリングですので無理はできません。道の駅坂内に寄ってくれ、と心の中で祈りながら走ってました。もっとも坂内でこの車が道の駅に消えた後も、結局軽ワンボックスに前を塞がれちゃいましたけどね。

 道の駅星のふるさと藤橋には 15時頃に到着。ここでここからの帰り道について調整させて頂きます。ルートを午前午後でひっくり返した関係で、早く帰りたい方には関ヶ原から名神を使って一気に帰宅、という手を取ってもらうわけにもいきません。このため堤防道路で東海大橋まで下っていつものルートでR302に出るパターンとさせてもらいました。


[県30〜堤防道路〜県8他〜R302(流れ解散)]

 道の駅を出発し、R303・R416で揖斐川堤防道路へ、後ろを走っていた2台のリッターバイクを前に出した後は流れに乗って走ります。対向車の多い堤防道路で道を譲るのって結構危険なので、ペースが同じくらいの車が前にいてくれて助かりました。

 aotyanさんと2人なら、R21との合流点で堤防道路から外れるんですが、今日はそのまま南下。aotyanさんからそろそろトイレ、という話もあったので、大垣大橋を渡ってコンビニのありそうな街中に行こうと思ったら進行方向が大渋滞!あきらめて堤防道路に戻って南下を続け、空いている道路をを探すことに。結局福束大橋まで下って県30で東方面へ。やっと見つけたサークルKでトイレ休憩としました。

 コンビニで休憩した後は、木曽川堤防道路に出て東海大橋まで下るつもりだったんですが、勘違いして道の駅クレール平田を過ぎたところで川を渡ってしまいました。ここで曲がると東海大橋のところの県8に出るのに時間が余分にかかっちゃうんですよね。すみませんでした。
 もっとも帰宅して調べてみたら、クレール平田のところから曲がって南濃大橋・馬飼大橋を渡ってからひたすら直進すれば、ヨシヅヤのあるR302との交差点に抜けられるんですね。30年前はこのルートを良く走っていたのを思い出しました。

 何とか県8に出たところでこのあたりの道に詳しいaotyanさんと先頭を交代。私は最後尾に回ります。まあ、先頭ばっかり走っているとツーリングしている感覚が薄いので、そういう面でも交代して頂いてありがたかったです。
 CRF250さんに後ろを走ることになったのを良いことに、バイクの加速感を比較してみようとシフトアップタイミングを合わせて走ってみたりしてみましたが、全然違いがわかりませんでした。まあMとLではタイヤサイズやギヤ比が違うので、比較にならないんですけどね。ただシート高が全然違うってことは良く分かりました。

 R302の手前までは結構流れが良かったんですが、手前の踏切で大渋滞。この時間帯は電車の本数が多いのか、踏切を渡るまでに電車が6編成も・・。これには参りました。

 [踏切待ちで1枚。]

 R302に出て2車線になったところでやっと流れが回復。ここから一番ご自宅が近いaotyanさんとお別れした後、次に私がバイク屋さんでKLX125のヘッドライトバルブを買うためにR41方面へ。皆さんお疲れさまでした。


[R41〜DSにりんかん〜R41〜小牧IC〜名神・中央道〜帰宅]
 豊山のにりんかんでKLX125用のヘッドライトバルブを購入した時点で時間は18時。ここから一般道で帰宅すると1時間近くかかってしまうため、小牧ICから高速を使って帰宅することに。いつもなら遅くても17時には帰宅しているため、家から「大丈夫?」と心配するメッセージ
をもらっちゃってましたしね。

 高速を使ったおかげで18時半には無事帰宅。翌日が仕事なのであまり遅くなりたくなかったんですが、コース変更とあのスローペースでは仕方がないかな?

[終わりに]
 前回の8月ツーリングは暑くて大変でしたが、今回は寒くて大変でした。2ヶ月でこんなに気温が変わるんですね。あっという間に冬がやって来そうです。


      走行距離   356km
      
燃費      35.49km/L(円)
                


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