2017/05/27 開田高原オンロードツーリング
(美味しい蕎麦&ソフトクリームを食べよう!ツーリング)

[はじめに]
 今日は7ヶ月半振りのMottoTouringClubのツーリング。いろいろあって今年最初の開催は7月頃になるかな?と思っていたんですが、メンバーの何人かと飲んだ際に話が盛り上がり、このタイミングでツーリングを開催することとなりました。年明けから仕事がバタついていた関係で、なかなかバイクに乗れていなかった方が2名ほどいましたので、企画を立てることで遅い冬眠から目覚めるきっかけになれば、と。

 さて、今回の企画ですが、メンバーの皆さんにご希望を確認したところ、「走りより観光と美味しい食事がメイン」というクラブの設立趣旨(?)に則り、

  @開田高原+美味しい蕎麦+ソフトクリーム
  A伊那の陣馬形山+美味しい蕎麦

 というご希望が寄せられました。開田高原の蕎麦+ソフトクリームは私にとっては定番中の定番。陣馬形山は以前から興味があったもののなかなか縁がなかった場所だったので、個人的にはどちらでも良かったんですが、前週のツーリングがあまりに暑かったことから、今回は街中走行の少ない開田高原とさせて頂きました。終わってみれば今回は気温はそんなに上がらなかったので、開田は7月以降に取っておけば良かった気もします。
 
 また、参加メンバーですが、今回は当初男性5名、女性2名に声掛けをしていましたが、結局参加者は男性5名に。昨年7月のモネの池ツーリングに参加されたゼファーさんがぎりぎりまで参加を検討してくれていたんですが、家の都合がつかず残念ながら今回は不参加に。蕎麦&ソフトクリームが食べられないことをとても残念がっていました。でも、蕎麦もソフトクリームも、ましてや御岳山は逃げませんので、そのうちまたご一緒しましょう!


[起床〜出発〜多治見IC近くのマクドナルド(集合)]
 今日は4時に起床。窓から外を見ると、山の方には雲がかかっているものの、頭上は夜半まで激しく降っていた雨が嘘のような良い天気!先週のツーリングでは33℃まで気温が上がり、フルメッシュでもかなり暑かったですが、今回は25℃くらいまでしか上がらないという予報だったので、エアスルージャケットの下に薄手のシャツを重ね着する形で出撃することにします。
 
 出発前に悩んだのがバイクの選択。今回の参加者のバイクは全員中型以下のはずですし、ペースものんびりなので、KLXでも十分。ただ、標高差があるので、走って楽しいのはCRF・・・。どうしようか散々迷った末、昨日遅くまで雨が降っていて、トンネル内がべたべたに濡れていることを考えて、KLXにすることに。CRFは購入から8ヶ月。4000km以上乗ってますがまだまだきれいな状態なので、あまり汚したくなかったんですよね。しかし、汚れを気にするオフ車乗りって、完全に邪道ですよね(笑)。やっぱり私は「なんちゃてオフローダー」なんだな〜。

 起床後バイクの簡単な整備を行い出発準備は完了。今日は朝マックするので、朝ご飯は抜き。先週は忘れてつい食べちゃいましたから、今日は起きた時から念仏のように「朝マック、朝マック・・・」って頭の中で唱えてました(笑)。

 ということで、今日の集合場所&時間は多治見IC出口交差点から西に300mのところにあるマクドナルドに8時半。今回のメンバーの皆さんのご自宅と目的地を考慮して提案させて頂きました。R19沿いに待ち合わせに適した道の駅とかがあれば良いのですが、R19って中津川までそういうわかりやすい施設がないんですよね。潮岬クラブのツーリングで多治見集合の場合は、R19沿いにあるミニストップを集合場所とすることが多いんですが、初めての方にはわかりにくい可能性があったので。

 家を7時半過ぎに出発。雨上がりということもあり、気温はまだ低めですが、陽射しは既にきつくなって来ています。マクドナルドの駐車場には既にW400が。後から来た人にわかりやすく&駐車しやすいようにするために、あえてW400の隣ではなく斜め前にKLXを駐車して、店内に入ります。

 
     [でも結局他の皆さんは駐輪場の方に駐車。]


 W400さんと朝マックをしていると、イントルーダーさん、PCXさんの順で到着。珍しくaotyanさんがラストとなりました。と言ってもaotyanさんが到着されたのは8時を少し過ぎたところでしたけどね。

 全員揃ったところで今日のコースを再確認。R19を観光しながら北上し、11時半頃蕎麦を食べ、その後開田高原に行ってソフトクリーム&木曽馬見学、という形とさせて頂くことにしました。W400さんとイントルーダーさんは「HANZさんのことだから、R19を走ると言っても絶対まともには走らないはず!」と話をされていたようですが、その通り!R19沿いって裏道が少ないんですが、道路の混雑状況によってはいろんな道を使うことも考えていました。
 ちなみにW400さんとイントルーダーさんは今日に備えて先週渥美半島に走りに行かれたんだそうです。おかげでバッテリー上がりの心配もなし。絶好調での参加となってます。

 
   [W400のライト、高効率バルブだと思いますが、面白い色ですね。]


 
        [出発準備中のPCXさんとaotyanさん。]


[R19〜ドライブイン元起〜桃介橋]

 皆さんの集合が早かったので、全員朝マックを食べ終わった時点で時間はまだ8時半前。9時出発のつもりでいたんですが、8時半には出発し、その分を観光にあてることにさせて頂きます。

 マクドナルドからは左折でしか出られないため、ぐるっと回り道をしてR19に出ます。多治見市内は少し交通量が多い感じでしたが、瑞浪市街あたりで交通量が減り、かなり走りやすい状態になってくれました。今日は125ccが2台いますので、流れ過ぎるのも困りますけどね。
 ちなみに今日の走行順は排気量順。私、PCXさんの125cc組が1、2番手、400ccのW400さん、イントルーダーさんが3、4番手、しんがりを距離の関係でWR250Rではなく、急遽Xdiavelで参加されたaotyanさん、という形です。しかし、排気量差が10倍っていうのは・・・。

 瑞浪の外れでR19の2車線区間が終了。1車線になったところで残念なことに前方に木材を積んだ小型ダンプが。この車、ペースが遅くてずっとのろのろ運転。これには参りました。

 R19を中津川まで走り、落合川のドライブイン元腰で最初の休憩とします。ここには寄らず手前で右折し、馬籠から大妻籠に抜ける県7を走ろうかな?とも思ったんですが、皆さん朝のコーヒーが効いて来るころなので、トイレ優先です(笑)。

 短めの休憩を終えた後は、本日最初の観光ポイント、南木曽町の「桃介橋」に向かいます。この橋は木曽川の水力発電開発に力を注いだ大同電力(福沢桃介社長)が読書(よみかき)発電所建設の資材運搬路として大正11年に架けたもので、日本最大級の木造吊り橋として国の重要文化財に指定されています。一時期は老朽化が進み、人が渡ることが出来ない状態でしたが、今は修理され、200人が同時に渡っても大丈夫なんだとか(イナバの物置2つ分、って多いような少ないような?)。

 
          [駐車場ではなく、公園の中にバイクを停めちゃいました。]

 

    [天白公園から見た橋の全景。青い空、山の緑、河原の白い岩が良い感じです。]


 [じゃあ橋の方に行ってみましょう!]

 [重要文化財を示す石碑。]

 この橋はR19の上に架かっているので、R19を走ったことがある人なら必ず目にしているはずなんですが、今回の参加者の皆さんはあまり認識されていなかったようです。まあ、川を渡ってこの公園まで来ないと橋の全景はわかりにくいので無理もないですけど。

     
        [がっしりした造りなので全然揺れたりしません。]

          
 [橋の下の木曽川の水量が少ないのにびっくり。昨日までの雨の影響はほとんどない感じです。]

  [途中から階段で河原まで降りられます。]

 
         [降りながら写真を撮るaotyanさん。]


[R19〜道の駅大桑〜R19〜木曽川右岸道路〜県20〜そば処一竹]
 桃介橋の観光を終えた後は、20分ほど走って道の駅大桑へ。この区間は前後に車が全くおらずR19を貸し切り状態。雪を被った中央アルプスを見ながらとっても気分良く走れました。片側1車線の道路で125ccで車列の先頭を走る形になり、後続にペースの速そうな車がいると気兼ねしちゃいますから、これはラッキーでした。

 道の駅大桑には10時半に到着。ここで少し休憩を取り、蕎麦屋さんに11時半前に入店しよう、という作戦です。

 [ここは木曽ツーリングの休憩場所の定番。]

       
  [駐車スペースに空きがなかったので、トラック用スペースにバイクを並べて駐車。ごめんなさい。]


 10時50分に道の駅を出発。R19〜木曽川右岸道路で三岳に向かいます。今回昼食場所として考えていたのは木曽町の
   
   @三岳の「そば処一竹」
   A日義の「旗挙そば源氏」
   B新開の「くるまや国道店」

 の3店。道の駅大桑で店が空いている11時半頃に店に入ることを条件として考えた結果、今回は一竹にさせてもらいました。でも、全部一定レベル以上の味の店なので、次回以降は店を変えても良いかも。

 木曽川右岸道路から県20はまたも貸し切り状態。昨日までの雨でトンネルの路面がべたべたでバイクが汚れるのを覚悟していたんですが、意外にもトンネル内の路面はほとんど濡れていませんでした。やっぱりこの辺りは雨量が少なかったみたいですね。

 木曽川右岸道路から県20は大半の部分の制限速度がR19より10km高いので、走行ペースをその分上げ、きついコーナーの手前や交差点付近ではしっかり減速するめりはり走行に変更。ミラーで見ていると皆さん気持ち良さそうに走っています。日陰の涼しい田舎道をこういうペースで隊列を組んで走るのってやっぱり最高です!!

 そば処一竹には11時15分は到着。お客さんは我々以外にまだ1組だけでした。ここは注文を受けてから蕎麦を茹でるので、少し待たされることになりますが、美味しい蕎麦を頂くためにこの待ち時間は仕方がありません。また、ここは天ぷらが美味しいので、私は天ざるにしてみました。人間ドックが近いので節制するって決めているんですが、せっかくですから・・・。

 
   [県20沿いではありますが、建物が少し引っ込んでいるので、ちょっとわかりにくいかも。]

 
         [空いていたのでバイクも余裕を持って停められました。]

 

      [この店は待ち時間が少し長めなのが欠点かな?]

 [ざる蕎麦は2枚です。1500円なり。]


[県20〜R361〜九蔵峠〜開田高原アイスクリーム〜木曽馬の里]

 12時前に一竹を出発。県20で開田高原に向かいます。県20はとても気持ちが良い道で、aotyanさんや私のお気に入り。天気が良いと走りながら御岳や乗鞍が見られますしね。
 ただ、この区間には1ヶ所だけ出口に向かってどんどんRがきつくなっていて、対向車線にはみ出してしまいやすい蟻地獄コーナーがあるんです。このため、そのコーナー手前で停止寸前までスピードを落とし、全員が揃ってからコーナーに入るようにしたんですが、事前にお話しをしておいた2番手のPCXさんと、道を知っているaotyanさん以外は「何だったんだろう?」って思われただろうな(笑)。

 いつもだと九蔵峠に向かうには途中から県20を離れてショートカットするんですが、今回は天気が良く、走りながら御岳の山体を見ながら走れる状態だったので、R361まで県20を使用。開田高原でツーリングを楽しむなら、こういう部分を大事にしないとね!
 県20の途中には、「霧しな」という開田蕎麦の工場があるので立ち寄ろうかちょっと迷ったんですが、時間的に遅くなりそうだったので、今回はパス。まあ、ここは土日は工場がお休みで見学が出来ないので、次回以降平日でツーリングを組んだ時に立ち寄ることにしましょう。

 九蔵峠には12時20分に到着。ここは開田高原側から御岳を見る場合のベストビューポイントなんです。今回は過去見たことがないくらいの車やバイクが停まっていて、びっくりしちゃいました。

 [きれいの一言!]

   
  [走って来た県20方面。これを30分ほどで走って来られるバイクってすごいな、と今更ながらに思いました。]

           
    [aotyanさんは何度も来ているのに展望台があることに気付いていなかったんだとか(笑)。]

 写真撮影タイムを終え、開田高原アイスクリームに移動します。九蔵峠にいたバイク集団が立ち寄っていて駐車出来そうになかったら、先に木曽馬の里に向かうつもりだったんですが、幸いなことに駐車場はさほど混んでいませんでした。

 バイクを停め早速注文。今回は迷った末、とうもろこしソフトにしてみました。

 
 [夏場は混雑しますが、この時期はまだまし。今日もカウンター前の行列が途切れることはありませんでした。]

                      
 [毎回とうもろこしを食べるとミックスを 、ミックスを食べるととうもろこしを食べれば良かったって思っちゃうんですよね。]


 [暑くなくても旨いものは旨い!]

   
       [W400さんは少しバテ気味??]

 [甘い物好きなPCXさんにも好評でした。]


 美味しいソフトクリームを食べた後は、少し走ったところにある木曽馬の里に移動。普段ツーリング中に観光をしない私なので、ここに立ち寄るのは数年振り。もうちょっと遠かったように思っていたんですが、5分ほどで着いちゃいました。

 この施設は以前は開田高原アイスクリームの奥にあったんですが、20年ほど前に今の場所に移転。木曽馬の保護としてだけでなく、乗馬などの観光目的の施設となっています。木曽馬は本州で唯一の日本在来種で、一時期は絶滅しかけていたんですが、保護施策の甲斐あって今の頭数にまで増えています。性格は一応温厚で、体型は小型で胴長短足、幅も広い農耕馬タイプ。サラブレットなどとは違い、完全に日本人体型で親しみが持てます。

 [高原+馬、っていいですね〜。]

 [特徴はこんな感じ。]

 [サラブレッドのような毛並みの馬も。でも短足・・。]

            
        [草をむしって食べさせてます。人に慣れているので怖くはありません。]

 
    [厩の奥には仔馬も。母馬がしっかりガードしてます。]

 [さて戻りましょうか。]


[R361〜R19〜道の駅木曽福島]

 13時40分に木曽馬の里を出発。R361を下ってR19に出ます。ちなみに今回県20〜R361の時計回りコースにしたのにはもう1つ理由が。反時計周りだとこの区間を登りで走ることになるんですが、4st125ccだとパワーに余裕がないのでちょっと厳しいんですよね。中部地方を走る分には4st125ccで困ることってあまりないんですが、こういう連続する長い上りはさすがに・・。ソロツーリングなら支障はないんですが、大排気量車とのマスツーリングだとさすがに気が引けちゃいます。

 R19に出て少し走ったところにある道の駅木曽福島で休憩&お土産買い出しタイムとします。普段お土産を買わない私ですが、aotyanさんが売店のお姉さんに勧められたという中乗さんの「厳寒水」というお酒の小瓶を買ってみました。帰宅後早速飲んでみたんですが、かなり飲みごたえがあったのでアルコール度数を確認したら19〜20度なんですって。薄目の焼酎と同じですから、そりゃ飲み応えがある訳ですね(笑)。しっかり冷やして頂きましたが、濃厚でなかなか美味しかったです。

        
 [木曽名物のほうば巻き。米粉を練った皮であんこを巻き、ほうばの葉でくるんだこの時期の名物です。]


[木曽川右岸道路〜R19〜県7〜R19〜県66〜道の駅らっせいみさと(一次解散)]
 買い出しを終え、中津川方面に向かって南下します。R19の交通量が少し多かったのと、ちょっとでも清々しい空気を感じながら走りたかったため、木曽のかけはしの所から右岸道路に降ります。今回時間があったら寝覚の床観光をしようと思っていたんですが、残念ながらタイムオーバー。こちらはまた次回以降ですね。

 木曽川右岸道路を使わせてもらったのにはもう1つ理由が。LED化したKLXのヘッドライトの防眩対策としてヘッドライトに貼ってあったシールを今朝貼り替えたので、その効果をトンネル内で確認したかったんです。

            
 [気になっていた対向車へのライトの直撃はなくなっている感じ。まあ、良しとしましょう!]

 R19はいい感じで流れていたんですが、その分眠気が・・。道の駅でコーヒーを飲んでおいたんですが、夕べの寝不足が響いているようです。信号で停車した際にPCXさんに声を掛けたら、やはり眠気に襲われているご様子。このため、急遽妻籠から県7のくねくねルートを使って目覚ましをさせてもらうことに。急にコースを変更したので、W400さん以降には伝わっておらず、びっくりされちゃったかな?まあ、aotyanさんは「いつものこと」と笑って許してくれているでしょうけどね(笑)。

 県7では前を尾張小牧ナンバーと大阪ナンバーの車に塞がれてしまう形になりましたが、飛ばすつもりはないので気にはなりません。くねくね道の緊張感と気温低下で一気に目が覚めました。

 [R19に出たところで私以外は給油を。]

 給油終了後に皆さんに帰宅ルートのご希望を確認。その結果、とりあえず道の駅らっせいみさとまで一緒に走ることにします。

 道の駅らっせいみさとには16時ちょうどに到着。朝8時半に出発し、16時時点で230kmほどしか走っていないっていうのは私的にはかなり珍しいパターンなんですが、それなのに少し疲れを感じていたのはやっぱり寝不足のせいかな?

 
   [今回の5台の中でKLXのみが原色系。オフ車ってところも含め違和感が凄いです。]

 
    [しっかり走ったので、皆さん少しお疲れモード?]

 [お疲れさまでした。]


[県66〜県387交差点(二次解散)〜帰宅]
 
道の駅で長めの休憩を取った後は、ここで一次解散。aotyanさんとイントルーダーさんの3人で県66で多治見方面に向かいます。県66はとても流れが良く、愛岐道路方面に向かうaotyanさん、イントルーダーさんとお別れする県387との交差点までほとんど停車することなく走り切ることが出来ました。今日は朝の恵那までのR19以外は全て快適に走れたので言うことないですね。

 aotyanさん、イントルーダーさんとお別れした後は、いつものルートで17時過ぎには帰宅しました。


[終わりに]
 今回は天気的にも気温的にも恵まれ、道路も空いていてとても気分の良いツーリングとなりました。観光もしっかりしましたしね。いつもは走ってばかりの私ですが、こういうのんびりまったりツーリングも良いものだな!と再認識した1日となりました。


      走行距離   263km
      
燃費      50.77km/L(670円)
                

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