2017/07/08 厳立峡オンロードツーリング
(暑い!どうしようもなく暑い!ツーリング)
[はじめに] 今日は1ヶ月半振りとなるMottoTouringClubのツーリング。車検切れに伴いイントルーダーさんがバイクをGSR250に買い替えたため、その納車記念のツーリングともなっています。週初めの台風3号+その後前線活発化で土曜の天気予報が悪く、木曜には翌週の3連休への延期を考えなきゃならないほどの状況でしたが、普段の行いが余程良いのか快晴になってくれ、納車記念ツーリングにはばっちりです。せっかく購入されたバイクを初回から雨に濡らすのは申し訳ないな、と思っていたのでほんと良かった!まあ、その分気温が35℃オーバーと、雨じゃなくて汗で濡れることになっちゃいましたけどね・・。 ちなみにGSR250というのはスズキのオンロードバイク。250ccの中では車体が大き目で、大柄なイントルーダーさん(以降「GSRさん」にします)にはぴったり。エンジンはSOHC2バルブ2気筒と最近のバイクでは珍しいエンジン形式で、最高出力は低めですが低中速トルクが豊かなため、一般道を使った長距離ツーリングにはぴったりです。最近同じエンジンを使ったレーサーライクなスタイルのGSX250Rが販売開始され、近々アドベンチャー系のVストローム250も発売されるため、生産中止されちゃったのかと思っていましたが、カラーリングやカウル有無などのラインアップは整理されたものの、継続生産されているようです。それだけ根強い人気があるってことですね。 なお、今回のメンバーは、W400さん、PCXさん、GSRさん、aotyanさん、私の5名。前回参加出来ずとても残念がっていたゼファーさんは家族のイベントの関係で今回も不参加です。彼女は土日はなかなかバイクに乗れないようなので、平日に休暇を取ってのツーリングのお誘いを早めにしてみようと思っています。まあ、平日ですから行ける人だけで、って形になっちゃうでしょうけどね。 さて、今回の目的地は下呂市小坂にある厳立峡+三ツ滝+近くのひめしゃがの湯。飛騨小坂には滝巡りが出来るほどたくさん滝があるようですが、三ツ滝はその中でも一番行きやすくてメジャーな滝です。日陰の川沿いを少し歩いて滝を見る形になるので、暑い日中でも少しはましなのではないかと。 また、グルメの方は、ひめしゃが温泉に併設されているレストラン「ひめ亭」さんの「ひめしゃがまるごと鉱泉定食」か「鉱泉しゃぶしゃぶ定食」、「鉱泉粥+鉱泉湯豆腐定食」がお勧め。どれも湯豆腐が付くんですが、鉱泉を使って温めるので、豆腐が溶けだして柔らかくなるんです。普段なかなか食べられないメニューなので、グルメな今回のメンバーには満足してもらえるんじゃないかと提案させて頂きました。 [起床〜出発〜多治見IC近くのマクドナルド(集合)] 今日は4時半に起床。外はピーカン、天気予報も各地晴れマークばかりで、夕方の山沿いで夕立があるかも?といった感じです。ただ、最高気温の予想が名古屋で35℃と今年最高となっています。晴れてくれたのは嬉しいですが、ちょっと良すぎですね。 天気をネットとテレビで確認した後は、外に出てバイクの準備にかかります。今日のバイクは皆さんオンロード車になりそうなので、グラディウスを選択。前回はKLX125で参加していますしね。夕立があるかも?ということなので、散々迷った末、テールにバックを装着して合羽を積載。見た目が悪くなるのであまり付けたくはないんですが、仕方がありません。 今日の集合場所&時間は多治見IC出口交差点から西に300mのところにあるマクドナルドに8時。前回の待ち合わせと同じ場所ということになりますね。 家を7時半前に出発。マックの前のGSで給油&空気圧チェックをしながらマックの駐輪場を見てみると、見慣れた白いWR250Rの横に真っ赤なGSR250が!あー、あれが新バイクなんだ!GSRさんのイメージからバイクはてっきり黒だと思っていたので、ちょっとびっくりしちゃいました。ちなみにaotyanさんはスズキのワークスカラーである青なんじゃないかと思っていたそうです。 [リアケース付なので、更に大柄に見えます。] [aotyanさんのWRも今回初お披露目。] 店内に入るとaotyanさん、GSRさんに加えW400さんも到着済みでした。皆さん気合い入りまくりですね(笑)。 私とタッチの差でPCXさんも無事到着。朝マックを済ませ、今日のコースについて簡単にご説明&ご相談をさせて頂いてから早速出発準備にかかります。 [出発準備中。] [R248〜R41〜県64他〜R257〜道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉(道の駅かれん)] 8時10分頃にマックを出発。GSRさんがまだバイクに慣れていない、ということだったので、まずは直線主体ルートをと、道の駅ロックガーデンひちそうまではR248・R41を使用。距離は多少伸びますが、走行ペースが速いので所要時間は抜け道利用とどっこいどっこい、といったところだったかな? [aotyanさんのWRから1枚。] 皆さんマックでコーヒーを飲んでいるため、早めのトイレ休憩が必要そうなら道の駅ロックガーデンひちそうに寄る計画だったんですが、皆さん特に休憩は必要ないとのことでしたので、ひちそうからはR41を外れ、いつもの県64に入ります。 県64に入ると、前にもみじマークを付けたおばあちゃんが運転する黒い軽自動車が走って行きます。この区間は道路幅が狭いので、軽自動車でもすれ違いが難しい部分があるんですが、このおばあちゃん、対向車が来ると端に寄り過ぎる感じがします。危ないな〜、と思いながら見ていたら、踏み切り直前の左カーブで車体をガードレールに擦り付けちゃいました!対向車に驚いたのが原因であって、決して後ろからの私のプレッシャーでやらかしちゃったわけではないと思うんですが、気持ちは良くないですね、こういうのは・・。 [県64にて。] 気を取り直して川沿いの県64を走行。この辺りは日陰が多い区間なので走っていても暑さを感じることもなく、邪魔な車が1台もいなかったので超気持ち良かったです。 マックを出発して1時間で予定通り飛騨金山ぬく森の里温泉の駐車場に到着。さすがに停まると陽射しがきついく、かなり暑い!早速休憩場に逃げ込ませてもらっちゃいました。 [GSRさんは既にかなりお尻が痛くなっている、とのこと。シートに不満が出るのは体格が良すぎるせいかな?] [シートはかなり肉厚なんですけどね。] [貸し切り状態で助かりました。] ここで休憩するのは昨年のモネの池ツーリング以来となります。売店の隅に12人くらいがテーブルを囲んで座れるテーブルがあるので、そこを占有して前回同様休憩。しっかり水分を補給したのは言うまでもありません。 めちゃくちゃ涼しい訳ではありませんでしたが、外に比べればエアコンの効いたここは天国。根が生えそうになりましたが、少しでも涼しいうちに距離を稼ぎたいため、15分ほどの休憩で皆さんに重い腰を上げてもらいました。 [さあここからはワインディング走行ですよ!] [R256〜大規模林道〜県83〜R472〜道の駅パスカル清見] 道の駅を9時半に出発。R256で和良まで走り、そこから郡上市の管理道路である大規模林道に向かいます。この道はこっち方向からだと長い上りワインディングとなるので、GSRさんの体の慣らしにはちょうど良いのではないかと思ってコースに組み込んでみました。林道ですが道幅は完全2車線で交通量も少なくて安全なんです。 [途中の信号待ちで。] また、このルートを選んだのにはもう一つ理由が。交通量が少ない道なので、走行写真が撮りやすいんですよね、ここ。林道の手前で一旦路肩にバイクを停め、最後尾を走っていたaotyanさんに皆さんの先導をお願いし、私のみペースアップしてワインディングの中間点より少し上まで行き、カメラを構えて皆さんを待ちます。今日は明る過ぎたのと、車間距離が近かったためうまく流し撮りは出来ず、ピントも少しボケてしまっていますが、雰囲気は伝わるかな? [写真撮影をすることがうまく伝わってなかったみたいですね。すみません・・。] [PCXさんは写真を撮ることがわかっていればマスクを外したのに、と残念がってました。それはまた次回ということで。] [せっかくの1枚でしたが、だいぶボケちゃってますね。] [こっちは更に・・。] [GSRさんは、イントルーダーより軽いので5速でも登っていく、と感心されてました。車重が90kg以上違いますからね。] 写真を撮り終え、皆さんに頂上のトンネル内で合流。トンネル内の涼しさで体は冷えましたが、今日初めて肉眼で皆さんの走りを見ることが出来、心が燃えてきました(笑)。 R472に入ると、遅い車に前を塞がれる形になっちゃいましたが、済んだ青空を見ながら白い道路を走っていると、ペースが上がらないことも気にならなくなってきます。 [アジサイの青がとてもきれいでした。] 道の駅パスカル清見には10時20分に到着。停まっているとかなり暑くなって来たので、テントの下のベンチに座り、少し長めの休憩を取ることにさせて頂きます。 [日陰を選んでバイクを停めて。さすがせせらぎ街道、バイクが多かったですね。] [今日の5台。GSRのリア回りのボリューム感は400の2台以上ですね。] [R257〜R41〜県437〜ひめしゃが温泉] 水分&カロリー補給をしてもらい、30分ほどのんびり休憩してから、道の駅を出発。R257で下呂に向かいます。この区間の制限速度は大半の区間が60km/h。GPS速度でこれを「ほぼ」守りながら川沿いの道を気分良く流します。気温はかなり高くなって来ていましたが、日陰と川を渡る冷たい風でまだまだ気持ち良い状態。新日和田トンネルの手前で遅い藤色のビートルに前を塞がれてしまった以外は快適に走れました。皆さんの満足度も高かったんじゃないかな? ちなみに横を流れていた馬瀬川の鮎の解禁は7月1日。ここや支流の和良川の鮎は味が良いことで有名なようで、この時期は釣り人が山のようにいるんですよね。 [R41に合流する手前の橋の上で。川に何かいないかな?と下を覗くPCXさん。] R41に出るとさすがに暑い!交通量が多くペースが落ちたこともあり汗がだらだら出て来ます。こりゃ午後のR257走行は地獄だな・・・。 上呂の手前でセルフスタンドで給油を済ませしてから、ひめしゃが温泉に向かいます。 [温泉到着。日陰の駐車スペースは残念ながらすべて車で埋まってました。] [入口横の飲用鉱泉を一口。錆びた水道水みたいな味なので、W400さんは慌てて吐き出してました(笑)。] [今日は温泉には入らず食事のみです。] ここでの食事の定番は「ひめしゃがまるごと鉱泉定食」なんですが、私はこの貼り紙が気になったため、あえて「鉱泉粥湯豆腐定食」にしてみました。 [美味しかったですが、ヘルシーなので女性向きかな?] [さて、何を食べようかな♪と悩む皆さん。] [ナトリウム、炭酸水素塩、塩化物泉という泉質なので、豆腐が溶けるみたいです。豚肉もなっとく豚というお肉です。] [鉱泉の味がして食べられない!なんて言われず、全員に満足してもらえたみたいで良かったです。] 食事を終えた後は温泉の受付前にあるソファーに座って缶コーヒータイム。合計で1時間近くのんびりしちゃいました。 [炎天下に駐車しておいたので、シートが熱くて大変でした。] [林道〜厳立峡(散策)] ここから2kmほど林道を登れば今日の目的地「厳立峡」に到着。林道が涼しさがとても気持ち良かったです。 [これが「厳立」。] 「巌立」とは、御嶽山から流れ出た溶岩が固まったものだそうで、高さが約72m、幅約120mもあるそうです。 [さて、少し歩きますよ!] 岩を見た後は、駐車場から伸びる遊歩道を600mほど歩いて三ツ滝に向かいます。厳立峡にはここから上流方向に数多くの滝があるようですが、結構気合いの入った格好で行かないとならないそう。バイク装備では三ツ滝までが限界みたいですね。もっともこの暑い中、装備がなくてもとても歩く気にはなれないですけど(笑)。 [aotyanさんは上流の根尾の滝に行かれたことがあるそうです。] [三ツ滝の中段と下段。] [滝を見て感動する皆さん。涼しいし天国です。] [これが上段。] [きれいな滝でしたね。マイナスイオンもいっぱいでした。] [上から見た中段の滝の滝つぼ。] [上段の滝つぼ。エメラルドグリーンです。] [河原に降りて水温確認。ゼファーさんがいれば「きゃー、冷たい♪」なんてのが期待出来たんですが(笑)。] [川の中にはアマゴの姿も。] [R41〜県88〜R257〜舞台峠ドライブイン] 13時半過ぎに厳立峡の駐車場を出発。灼熱のR41を南下します。ちょっとでも涼しい道を走りたかったので、上呂からは対岸の県88を走ってみます。途中までは良い調子だったんですが、下呂駅の手前で遅いレクサス300hに前を塞がれのろのろ走行に。これには参りました。 耐えきれなくなり、予定より早めにR41に戻ったんですが、今度はトラックが先頭の大名行列に・・。当初予定では道の駅加子母で休憩するつもりだったんですが、手前の舞台峠ドライブインで仕切り直しを兼ねて休憩させて頂くことにしました。 [この先に長い登坂車線があるとはいえ、この交通量では・・。] あまりに暑かったので、2Fの喫茶店で涼もうかと思って店内に入ってみたら、エアコンの効きが悪くて外と気温があまり変わりません。これではお金を払う意味がないので、ドライブインのベンチで休憩。しかし暑い。どうしようもなく暑い!ほんと熱中症になりそうでした。 [やっぱりこの時期はきついです・・・。] [さすがのaotyanさんもバテ気味?] ペットボトルのコーラを一気飲みして体を内側から冷やしてから重い腰を上げます。 [皆さんお疲れさまでした。] [R257〜広域農道〜県72〜恵那銀の森〜帰宅] 道の駅加子母を過ぎ、R256との交差点でaotyanさん、GSRさんと流れ解散。残る3人はお土産購入のため広域農道経由で恵那銀の森に向かいます。PCXさんはこのルートを昔スキーに行く時に良く走っていたとのこと。どうりで走りがスムーズだったわけですね。 銀の森には1時間掛からずに到着。普段ツーリングであまりお土産を買わない私ですが、今日はリアに合羽をいれるためにバックを付けて来ていたので、名物のガトーフロマージュ(レモン風味のチーズケーキ)を購入。これ、美味しいんですよね。 銀の森を出た後、最初の交差点で道の駅らっせいみさと方面に向かうW400さんとお別れ。その後は私の好きなワインディング使ってR19に出て、17時前には帰宅しました。 [終わりに] 今回は今年一番の気温の中でのツーリングとなりましたが、グルメに観光、走りと、このメンバーらしい内容となり、満足度も高かったのではないかと思います。いつもよりペースが上がったものの、エンジンをあまり回してないので、慣らし時を含め過去最高レベルの燃費となったのも印象的でした。 走行距離 284km 燃費 35.46km/L(1000円) |
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