2018/10/13 妻籠・昼神オンロードツーリング
(今回は予行演習ということで・・ツーリング)

[はじめに]
 秋のツーリングシーズン真っ只中ということで、9月末に一度立ち上げたMottoTouringClubのこの企画。台風24号の影響で流れてしまい、延期した翌週末も参加可能者が少なくなってしまった上にまたも台風が・・。昨年に続いて今年も週末になると天気が崩れる悪循環、全く勘弁して欲しいですよね。

 そこで10月末までの土曜での再延期を検討したんですが、なかなか皆さんの予定が合わず、こりゃ今年中の開催は無理かも?と半ばあきらめていました。私は20、21日に潮岬クラブ結成30周年記念ツーリングが控えていますしね(27,28はその予備日)。

 ただ、逆に言えば20、21日にツーリングに行ければ翌週27日はフリーになります。このため駄目もとで参加可能者が多い27日を第一候補とし、13日(土)ももし人数が4人以上集まるようなら、27日とは別で開催する方向で調整させて頂きました。まあ。結局ゼファーさんが参加出来なくなってしまったことで人数は以下の3人になってしまいましたけど・・。

 <今回の参加者>
    
参加者 ちょっと一言
GSRさん  2ヶ月前のツーリングには体調不良で参加出来なかったGSRさん。27日も今のところ予定があって参加出来ない可能性があるということもあり、今回はかなり気合いが入っていたように感じました。
 今日のツーリングで27日も参加したい気持ちが強まったとのことですが、ほんと都合がつくと良いですね!

PCXさん  最近息子さん用のCB400SFを購入されたPCXさん。本当はPCXさん自身が乗りたいところでしょうに、優しいお父さんですね。先週親子で琵琶湖方面にツーリング(?)に行かれたそうですが、一緒に走って余計にご自分もバイクが欲しくなっちゃったんじゃないでしょうか?
 また、今回は朝晩の気温が低くなりそうだったため、かなりの重装備で参加されたんですが、バイク用のウエアではないため、特に朝が寒そうでしたね。27日は更に寒くなると思いますが大丈夫かな?まあ、最悪合羽を着ちゃうって手もありますが・・。

HANZ  今回はPCXさんに合わせてKLX125で参加するつもりだったんですが、先週末の予報では13日は雨予想。KLXに最近全然乗れていなかったため、7日にKLXで半日のソロツーリングに出撃。8日にはCBRでまたも半日ツーリングに出撃したため、順番を守って今回はCRFで参加することにしました。


 さて、今回のコースですが、PCXさんから「秋らしい甘味が食べられれば嬉しい」というリクエストがありましたので、それを前提に考えることにしました。当初は道の駅どんぐりの里稲武に集合して、R151経由で昼神に向かうコースを考えていたんですが、このコース上にはめぼしい甘味処がないんですよね。このため、毎回一緒で申し訳ないですが、集合場所を多治見のいつものマクドナルドとし、妻籠宿で散策&「ゑびやさんの栗あん汁粉」を食べるコースを提案させて頂きました。栗と言えば中津川、とっても甘い栗を栽培している農園で焼き栗を食べたり、栗きんとんの名店を巡って食べ比べをするなんて手も考えたんですが、先日テレビで芸能人が妻籠で食べていた栗あん汁粉がとっても美味しそうだったので。それにこのコース取りだと混雑する時間帯を避けて観光することが出来ますからね。

 また、お昼は昼神温泉からR153を少し走ったところにある蕎麦屋「おにひら本店」を予定。昼神温泉周辺は美味しい蕎麦屋さんが多いんですが、ここの蕎麦はその中でもなかなか!と思っているので。先週W400さんもおにひらで蕎麦を食べられたそうなんですが、本店かひるかみ店のどちらだったんでしょう?

 
[出発〜多治見市R248沿いのマクドナルド(集合)]
 今日の集合場所&時間は多治見IC西のマクドナルドに8時。朝マックしながら待てるよう少し早めに家を出ます。いつものように家の前の坂を惰性で下りながらエンジンを暖気したんですが、いつもよりスピードが乗ってくれません。こりゃタイヤの空気圧が低いかも?とマックの正面にあるシェル石油でエアの補充をしようとしたんですが、まだ朝早過ぎてエアタンクが出してありませんでした。マックの駐車場には赤いGSRが既に停まっているというのに・・。仕方なく少し離れたところにあるエネオスまで行って来たんですが、マックに着いた時には既に駐輪スペースにPCXも停まっていました。まだ集合時間の30分以上前なんですけど・・。皆さん早いのは気合い入りまくりなのか、それとも単に歳のせいなのか(笑)。

        
 [今日はこの2台+PCX。CRFの空気圧はオンロードツーリング向けに前後とも180kPaにしておきました。]


 [皆さん既に朝マック中。]

 [出発前に全員で。]

 [珍しく2枚撮ってみました。]


[R19〜県66〜道の駅らっせいみさと]
 皆さんの集合が早かったため、8時にはマックを出発。R19で妻籠方面に向かいます・・・、といつもなら書き出すところなんですが、今朝のR19は通勤の車で結構混雑していて、何やら殺気を感じます。また、多治見から瑞浪までのR19は片側2車線で、普段でも平均速度がとても高いことから、いきなりの予定変更で申し訳なかったですが、危険回避のため恵那まで県66を使わせてもらうことにしました。県66を使うと妻籠までの中間位の距離にある道の駅らっせいみさとでトイレ休憩を取ることが出来ますしね。今朝はこの秋一番の冷え込みになったそうで、この時期にしては重装備をしているのにかなり寒く、トイレが近くなりそうでしたから。

 県66も交通量はそれなりにあったんですが、肝心の瑞浪から先の一番楽しい上りワインディング区間は前の車のペースが速く、快調に走ることが出来ました。ただ、気温が13℃しかなかったのと、一部の路面が雨で濡れていたので、朝からちょっとハードなツーリングになっちゃったかな?

  
            [らっせいみさとには8:40頃到着。寒かった〜!]

 [缶コーヒーで暖を取るPCXさん。]

 [GSRさんは何より先にまず一服(笑)。]


[県66〜R19〜県7〜R256〜妻籠宿]
 9時前には道の駅を出発。恵那で県66からR19に入ります。恵那の市街地でシルバーのヨタ8(トヨタスポーツ800)の後ろを走る形になります。1960年代の車なので排気ガス対策なんて無いに等しく、とってもガソリン臭かったですが、最近軽のオープンカーに興味が出て来ている私としては、それを我慢してでも後ろを走りたくなっちゃいました。
 このヨタ8、ナンバーが「名古屋5 ・・・・」でしたから、かなり昔に買ってずっと乗り続けているってこと。ドライバーはそこまで高齢って感じはしなかったですから、親父さんが新車で買って息子さんが乗り続けているって感じでしょうか?ダッシュボード下の昔ながらのアナログ式ラジオがいい味を出してましたが、その上にナビが付けてあり、雰囲気ぶち壊し・・。そこは雰囲気重視で行って欲しかった!PCXさんも同じ感想だったようですね。

 落合川まで来たところで再びルートを急遽変更。馬籠宿を抜ける県7を使わせてもらうことにします。R19からの交差点を曲がったところで前に軽トラック、普通トラック、軽ワンボックスの3台が走っていたんですが、軽トラックは県7を直進、普通トラックは裏道に左折、残る軽ワンボックスは直進するように見えたので、ここは裏道への左折が順当とウインカーを出します。でも、軽ワンボックスが交差点ぎりぎりでいきなりウインカーを出して左折!私は反射的にウインカーを消して直進しちゃいました。ドタバタしてすみませんでした。

 なぜぞんな動きをしたかというと、馬籠宿までの登り区間がどちらも楽しめる道なので、空いている方に行きたかったから。両方とも白線区間が多い道なので、車1台ならバイク3台でも無理なく追い越すことが出来るんです。フルメンバーの7台では絶対出来ないことですが、人数が少ない今日のようなツーリングなら、無理しない範囲内で、という条件付きですが、坦々と走るだけでなくワインディングを楽しむって部分があっても良いかなと思いまして。ということで、今回は全体的にそういうスタンスでペース配分&コース取りをさせて頂いています。

 妻籠宿にはほぼ予定通り9時45分頃到着。馬籠宿を通過する際、結構な数の観光客が既に歩いていたので、こっちも人が多いかな?と心配していたんですが、意外と空いていてくれて助かりました。朝のうちに観光を済ませるコース取りは正解だったようですね。

 ちなみに馬籠〜妻籠間の旧中山道を歩くコースが整備されて以降、ここを歩く外国人観光客が増え、今では日本人より多くなっているそうです。歩いているのは欧米やオーストラリアの人が多く、アジア系の人は少ないんだそうです(バス停の係員さん談)。そう言われれば確かに馬籠宿のバス停周辺にはそんな感じの人が多かったですね。

 [妻籠宿を散策するのは久し振りです。]

 [茶房ゑびやさん発見!]

 さて、妻籠宿での一番の目的は茶房ゑびやさんの「栗あん汁粉」を食べること。店の方曰く、「栗きんとんをお湯で溶かしたようなもの」ということでしたが、単にお湯で溶かしただけではなく少しとろみがつけてあるので暖かさが長持ちし、甘さと相まって冷えた体を芯から暖めることが出来ました。これ、寒い時期にはお勧めです!

                 
 [お目当ての栗あん汁粉。ちなみに栗ぜんざいは小豆を使った普通のぜんざいに固形の栗と餅が入っているものだそうです。]


 [皆さん満足してもらえたかな?]

 甘味を頂いた後は散策へ。妻籠宿で一番有名なスポットまで往復してみましたが、今日の観光客は日本人ばかりでした。昼を過ぎると外人さんが増えて来るのかな?

  [妻籠宿本陣]

  [脇本陣奥谷]

  [ここが妻籠で一番有名な場所です。]

  
   [10時までは車の通行が可能なため、早朝ならこんな写真が撮れます。]

  [写真を撮ってメンバーに送らねば!]

  [なぜ万歳なのかは???です(笑)。]

           
     [私の腕が上がってないのは中に着ているごっついプロテクターのせい。五十肩ではないはず・・・。]

 [宿場だけでなく、秋らしい写真も撮りました。]

 [稲刈り時期は過ぎていると思ってましたが・・。]

 
    [駐車場もまだがらがらです。早い時間帯に来て大正解!]



[R256〜清内路トンネル〜昼神温泉〜R153〜おにひら(昼食)]
 妻籠宿の第二駐車場を11時には出発。R256で清内路トンネルを目指します。この区間は工事による片側交互通行が多く、ところどころで2分ほどの信号待ちに引っかかってしまいました。清内路トンネルの最長15分待ちは喰らわずに済みましたけど・・。6月から11月末まで工事が続くため、最近はここを走るのを避けていたんですが、今回はのんびりまったりツーリングなので組み込ませてもらいました。まあ、信号待ちで写真を撮ったりできたので、これはこれで良しとしましょう。
 
 [最初の工事信号待ちで。]

 
          [自分が写らない分、CRFを大き目で1枚(笑)。]
  
 [2箇所目の信号待ちで。]

 清内路トンネルは誘導員による交通整理が行われていたため、無駄な待ち時間がなく数分で通過。そのまま下って昼神温泉に出ます。昼神温泉で昼食というと個人的には蕎麦より「韓国料理やまちゃん」。今日前を通ったらちょうどご主人と奥さんが店から外に出て来たところだったので、思わず手を振りたくなっちゃいました。でも、今日のお昼は蕎麦、って決めているのでここは心を鬼にしてノーリアクションで通過・・。あー寂しい!

 R153に出て5分ほど走ったところで、本日の昼食場所「蕎麦処おにひら本店」に到着です。到着時間は混雑する12時より前と予定通り。席確保のためバイクを停めて急いで受付をしに走ったんですが、店内はまだ6割ほどしかお客さんが入っておらず、待たずに座ることが出来ました。絶対待つことになると覚悟していただけにこれはありがたかったです。

  [ここが本店のようですね。]

 [きのこ好きの私としては誘われるメニューばかりで迷っちゃう!]

 [PCXさんは温かい蕎麦、私とGSRさんはざる蕎麦です。]

 蕎麦に加えて皆さんキノコのかき揚げをオーダー。食べてみると思った以上の美味しさでした。きのこなので揚げ物でもローカロリーなところもありがたいです。普段から食事量を制限してツーリングの際だけリミッターカットすることにしている私ですが、お腹周りはやっぱり気になるので・・。

 
              [蕎麦&かき揚げ。お腹いっぱいになっちゃいました。]

             
 [かき揚げが来る前の写真なので寂しそうに見えますが、ここの食事はお二人にも大好評でした。]


 食事を終えたところでこの後のコース延長についてご相談。当初予定ではここからR153で帰宅することにしていたんですが、この時点でまだ12時。せっかくのツーリング日和(ちょっと寒いですが・・)がもったいないですからね。
 相談の結果、茶臼山に寄り道することが決定。売店を一通り見てからおにひらを後にします。

                
 [店の前の売店で試飲の味噌汁をよそうPCXさん。まだ食べますか!(と、言いつつ私も頂きましたけど・・)。]

 
                [さて、午後は走りを楽しみますよ!]


[R153〜信州平谷(給油)〜R418〜県46〜茶臼山]
 R153は交通量が少なくとても走りやすい状態。前に邪魔な車もいなかったので、気分良く信州平谷方面に向かいます。ここまでずっとエンジン回転を抑えて走っていたので、治部坂スキー場手前の登りヘアピンコーナー2つを使ってエンジン全開でコーナーリング。オフ車らしいリーンアウトのフォームで走ったので、このまま林道に行きたくなっちゃいました。最近オフを走る回数が減ってますからね。

 道の駅信州平谷の向かいにあるエネオスで給油してからR418に入ります。

           
 [ここではPCXさんのみ給油。いつもより燃費が良く帰宅まで持ちそうだったので私はパス。]

      
 [GSRさんは給油より「吸煙」(笑)。短時間だったのでたばこがもったいなかったかな?]

 R418〜県46はアップダウンのあるワインディング。途中からRが変わって切れ込んでいくコーナーがあるので、それさえ気を付ければ楽しめるルートです。走り終えた後GSRさんが「まだうまく走れずコーナーで膨らんでしまうことがある」、「1つミスると次のコーナーリングにも影響が・・・」と言われていましたが、慣れない道を走る時は、ブラインドコーナーは全て360度ターンしていると想定して入口でペースを落とすと、途中で膨らむことはなくなると思います(私はそうするようにしています)。コーナー進入時のオーバースピードが途中で膨らむ一番の原因ですからね。また、コーナー途中でインにつくタイミングを遅らせるようにする(またはイン側に常に切り込める余裕を残しておく)っていうのも有効だと思います。

 
        [茶臼山到着。天気は曇りで、景色的には残念な状態です。]


 
            [バックが青空だと良かったんですが・・・。]

 [角度を変えてもう1枚。]

 [お腹が一杯で眠気が酷かったので思い思いにドーピング中。]


[茶臼山高原道路〜R257〜R153〜県33他〜道の駅瀬戸しなの]
 13時過ぎに茶臼山を出発。高原道路を下ります。高原道路の路面には台風で落ちたと思われる杉の枝葉がたくさん落ちていて油断できない状態。途中で春日井ナンバーのCX−5に追いついたんですが、そこそこ良いペースで走ってくれたのでまあまあ楽しめたかな?

  [茶臼山の下りで。]

  [車間が離れているので画像が荒くてすいません。]

 R257に出た後はいつものルートで瀬戸に向かいます。この区間は稲武を過ぎると休憩できるポイントがないので、1時間半くらい走りっ放しになっちゃうのが欠点。信号で停まることもほとんどないので個人的には走りに集中出来て好きなルートなんですが、お二人にはちょっとハードだったかな?すみませんでした。

 [道の駅瀬戸しなのには15時前に到着。]

 [さすがに少し暑くなって来ました。]

 [1時間半の連続走行でお二人ともお疲れ気味。]

 15時近くになったら何やら音楽が。何かと思ったら道の駅の入口横でお猿さんの大道芸が始まりました。今日は急ぐわけでもないので、これを見てから解散することにします。このお猿さん(名前は十兵衛)は27歳。人間の歳に換算すると81歳なんだそう。おじいちゃんお疲れさまです。

 しかし日本猿って山で見かけると襲われそうでちょっと怖いですが、こうして見ると結構かわいいですね。

 [まずは三輪車から。うまいものです。]

 [次は玉乗り。すごいバランス感覚です。]

 [顔に汚れが付いていると言われ手鏡で確認中。]

 お猿さんの大道芸を見終わったところで今日はここで解散。皆さんお疲れさまでした。


[R257〜いつものルート〜帰宅]
 私はここからいつものルートで帰宅。晩酌の買い物を済ませ、16時過ぎには到着出来ました。


[終わりに]
 今日は一日曇りで気温がそんなに上がらなかったので、とても気持ち良く走ることが出来ました。人数が少なくなっても開催した価値は十分あったかな?
 また、走りだけでなくグルメに観光に大道芸といろんなことが楽しめ、MottoTouringClubらしい内容に出来たように思います。でも今日はあくまで予行練習。27日に皆さんで走りに行けると良いんですが・・。


  [走行距離]  235km
  [燃   費]  39.10km/L(930円)
             



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