2024/02/09 ’24潮岬ツーリング1日目
(3年振りの開催!ツーリング)
[はじめに] 今年も潮岬ツーリングの時期がやって来ました。個人的には今年で39年目となります。昨年、一昨年はコロナ禍の影響でクラブとしての開催を見送らざるを得ず、クラブとしては3年振りの潮岬ツーリングということになります。 なお、コロナが昨年5類に移行したとはいえ、菌がいなくなった訳ではなく、この冬もインフルエンザと合わせて大流行しているため、皆さんには感染リスクがあることを承知した上で参加頂く形となっています。個人的にはお正月に感染してしまったばかりなので、感染リスクは低いはずです。 [事前準備] 今回のツーリングに向け、まず行ったのがトップケースの加飾。サイドパニアが純正でトップケースが社外品(GIVI)なので、デザイン面の統一感がないのが以前から気になっていたんですよね。このため、100均ショップで200円で売っていたレンジ用の油跳ね防止のフード(紙製で表面にアルミ箔が貼ってあるもの)を加工してトップケースのサイドに貼ってみました。表面はサイドケースのパネルに合わせて紙やすりでヘアライン風仕上げにしてあります。 [こんな感じ。本当は表面にダミーのボルトも付けたいところです。] 今回皆さんに何も言わずに見てもらって誰からも何も言われなかったら(=違和感がないってこと)、本物のアルミプレートを加工してボルト止めしようと思ったんですが、表面を紙やすりでヘアライン仕上げにしたのがまずかったのか、「これ何?」ってすぐに気付かれてしまいました(泣)。自分で見ても取って付けた感を感じていたので、帰宅後早速剥がしてしまいました。 次はバイクの整備。チェーンオイルやクラッチワイヤーへの給油、バッテリーの充電などに加え、エキパイの汚れ落としをやっておきました。ステンレスエキパイフェチの私としてはここはピカピカに光っていてくれないとね! [前回磨いてから時間が経っていなかったため比較的簡単にきれいに出来ました。] また、前日夜の準備中に気が付いたのが、被っていくつもりだったヘルメット(ARAIのtourcloss3)のシールドを固定しているプラスチックのボルトが一本脱落していること。 [このヘルメットは3年前に購入。でも調べてみたら2015年製でした。もう買い替えなきゃ・・。] 仕方がないので390DUKE用に購入したオンロード向けのOGKのヘルメットを被っていくことにし、ジャケットもこれに合わせて昔使っていた赤いジャケットに変更。これは痩せる前に買ったLサイズのもので最近着ていなかったんですが、統一感を保つためにはやむを得ません。まあいろいろ問題はありましたが、久し振りの潮岬マスツーリングに向けて準備は万端です。 なお、宿の方ですが、最近人気が上がっているようでこの3連休はだいぶ前から予約で一杯。翌週の土日は予約時点では空いているようでしたが、この時期天気が不安定なので行ける時に行っておくべきです。宿の状況を踏まえ金・土開催にすることを事前にメンバー間で調整してあったことから今回は金・土開催とさせて頂き、7日水曜の朝に電話で予約を入れました。到着時にニシダの若奥さんと話したんですが、ニシダの方でもそろそろ私から連絡が来る頃だね、と話をされていたそうです。 [出発〜いつものルート〜名二環〜東名阪〜伊勢道〜勢和多気IC〜R42〜道の駅おおだい(集合) ] 今回の集合場所は例年2次集合場所としていた道の駅おおだいに10時45分としています。場所は平日の朝のR23の渋滞に巻き込まれたくなかったため、高速利用での集合を前提として決めさせてもらいました。時間の方は昼食場所の八重洲楼に開店の11時半から混雑する12時前の間に到着するようにしたかったため。集合後に道の駅で話し込む時間を考えて10時45分という半端な時間にさせてもらっています。 いつもなら6時頃出発するんですが、今年は高速を使うため、7時半前に家を出発します。名二環や東名阪が朝の交通集中で混雑するかな?と不安だったんですがそんなこともなく、全体的には快適に走行できました。 [御在所SAで最初の休憩] 今回フル装備で参加したんですが、そのせいで車重は200kgを超えていると思います。ただでさえ非力なV−strom250ですから、高速では基本走行車線をずっと走行することになります。回転数はそれでも10500回転のレッドゾーン設定に対し7000回転近く回っているのでエンジンには優しくないですね。このため、休憩をしっかり取りながら道の駅おおだいを目指します。 休憩中にLINEを確認すると、aotyanさんは名二環から東名阪に入らなきゃいけないところを間違えて湾岸道へ、ふぁるこさんは四日市ジャンクションで東名阪に入らなきゃいけないところをそのまま新名神に入ってしまったとのこと。これまで道の駅おおだいまではR23を使っていて高速を使っての集合はなかったので皆さんやらかしちゃったみたいですね(笑)。 [安濃PAで2回目の休憩] 安濃PAを出てしばらく走っているうちにサブスクリーンが風圧に負けて傾いてしまっていることに気が付きました。このスクリーンも今回のツーリングに向け事前に外して磨いておいたんですが、その際の取り付けが緩かったみたいです。走行に支障がある訳ではないですが、予定外ですが芸濃PAに寄って締め直すことにします。 [風圧で曲がってます。まあこれでも問題はないんですが。] 芸濃PAには10時少し前に到着。駐輪場を探していたらなんと出発準備中のふぁるこさんを発見!ここから道の駅までご一緒することにします。 [おはようございます!] [スクリーンも軽く再固定しました。] 出発時に勢和多気ICで降りるか大宮大台で降りるかご相談。時間に余裕があるので勢和多気ICにしたんですが、インターを出て即渋滞!長い区間を片側通行にしての工事だったようで、5分近く待たされちゃいました。今回高速も一般道も工事している場所が多かったですが、これも平日だからなんでしょうね。年度末が近いので予算消化の駆け込み工事かも?? 道の駅おおだいには集合時間の5分前に到着。Luckyさん、aotyanさんは既に到着済みでした。 [これも平日のせいか、駐車場も結構混んでました。] [皆さんお久し振りです。] [Luckyさん、aotyanさんはかなり早く到着されていたようです。まあ、いつものことですね。] 全員揃ったところで今回の参加者紹介です。 <今回の参加者>
皆さんにお会いするのは昨年9月の藤橋ツーリング以来ということもあり話は尽きませんでしたが、あまり話し込んでいると八重洲楼に12時前に着けなくなってしまうので、11時10分過ぎに道の駅を出発させてもらいました。 [aotyanさんはSpeedTwinでの初潮岬となります。] [Luckyさんも体調はだいぶ上向きのようで安心しました。] [宴会でも話しましたが、私の中でVFR800F=白ってイメージがあるんですよね・・。] [R42〜八重洲楼(昼食)] 道の駅の出口交差点で信号待ちをしていると目の前を大型トラックが通過していきます。こりゃダメだ、とがっかりしたんですが、このトラック、ペースが速かったのでさほどストレスを感じずに済みました。峠からの下りに入る前に道路脇に入ってくれましたしね。 八重洲楼には12時前に到着。お客さんはまだ2組しかおらず、いつもの席を確保出来ました。 [ここ、隣にうどん屋さんがあったんですね。あまり記憶に残ってなかったです。] [さて、何を食べますかね?] [12時時点で店内はまだこんな感じ。退店時にはほぼ満席になってました。] [私は天津飯単品にしました。] [ふぁるこさんは炒飯定食。Luckyさんはとってもボリューミーな肉細切り炒め定食(だったかな?)。] [最近小食なaotyanさんは焼きそば単品。とても美味しそうに見えました。] 食事を終え、13時に外へ。今日はここでLuckyさんとお別れということになります。 [今回の「出発前に全員で」写真はここで。] [Luckyさん日帰り参加ありがとうございました。] [aotyanさんは先に出て後方のスタンドで給油中。] [R42〜串本(買い出し)〜岬ロッジ] 紀伊長島からはいつも通り紀勢道の無料区間に入ります。尾鷲からのコースですが八重洲楼で事前に相談させてもらい、いつものように矢ノ川峠を走ることに決めてあったので、尾鷲北ICで紀勢道を降ります。 ここからの尾鷲市街は2車線。矢ノ川峠で前をクリアにするために、出来るだけ信号で前に車がいない状態にしたかったんですが、走行車線の軽トラックと追い越し車線の小型車が並走する形になり、前に出ることが出来ません。まあ、大半の車が尾鷲南ICから尾鷲熊野道路に入るのでここであまり無理する必要はありません。そのまま走行車線の軽トラックの後ろを走行します。 と、レストランさんきを過ぎたところで路肩にレーダーを設置しようとしている警官を発見!その少し先の道路脇に違反車を入れられるよう警官が3人待機していました。危ない、危ない・・。帰りに確認したら、ここ尾鷲警察署だったんですね。 気を取り直して矢ノ川峠の登り区間に入ります。ここはほぼ貸し切り状態だったので気持ち良く走ることが出来たんですが、とにかくバイクが重い!ただフルパニアにはしていますが、昨年より体重が8kg位落ちているので総重量はパニアなしとあまり変わっていないはずなんですけどね。 いつものように道の駅熊野きのくにでトイレ休憩。本当は胃腸にあまり良くないんですが、眠気覚ましに缶コーヒーを飲んでおきます。 [陽射しがあるのでちょっとだけ暖かく感じます。] [今回は服装の色目が赤黒でふぁるこさんとほぼ同じでした。] [違うのはブーツのステッチが私が赤、ふぁるこさんが青ってくらい(笑)。] [ふぁるこさんもここでドーピング。aotyanさんは八重洲楼を出る前に済ましてます。] 道の駅を出た後はいつも通り熊野からR311オレンジロードを走ります。道路脇の梅の木はほころび始めた感じで、見頃はまだ先って感じだったのでバイクを停めず走り続けます。全体的には快適に走れたんですが、前方の赤信号からの登り区間に大型トレーラーがいるのを発見。空荷でしたがここから先の区間はくねくね続くため、確実に前を塞がれてしまいそうです。このため、信号を左折し、道の駅パーク七里御浜の少し南に出ることにさせてもらいました。ふぁるこさんからお土産を買いたいというリクエストもありましたしね。 道の駅海亀公園でお土産を購入後、休憩なしで串本に向かいます。那智勝浦道路を走行中に眠気が酷くなり、気付くと車速が落ちていて再加速、なんてことを繰り返してしてしまい、後続に迷惑を掛けてしまいました(謝)。 R42に出て海沿い道路を快走!と行きたかったんですが、50km制限の道路を直線は40km、コーナーは30kmで走る軽トラックを先頭に大名行列状態。真後ろにいた車が白線区間で追い越してくれないため、古座川までそのまま走る形になっちゃいました。まあその分景色はゆっくり見られましたけどね・・。 いつものように串本市街で各自給油を済ませ、JAで集合。買い出しを済ませます。 [今回トップケースはここでの買い出し用に空けてあります。] [タンクが大きく見えるんですが、SpeedTwinの航続距離は200kmくらいなんだとか。] 岬ロッジには17時少し前に到着。喫茶あさひを走りながら確認しましたがやっている感じがしなかったため、今日はパスしました。 [夕陽が沈むところは見られるかな?と海方向を見るaotyanさん。] [全体に雲は多いですが、期待出来そうな感じです。] [明日朝撮れないかも知れないので、ここでバイク履歴用写真を撮影。] 部屋に入りいつもならお風呂に直行するところですが、今日は部屋から夕陽を見てから風呂にいくことにします。 [部屋に入った直後。] [雲と水平線のスリットからぎりぎり夕陽が!] [これだけ見られれば十分でしょう。] [展望台には夕陽を見に来た人が数人。] [入浴〜夕食] 夕陽を見た後は風呂に入って「うぃ〜」って声を出しながら体を暖めます。風呂から出た後は18時から夕食タイム。私は今お酒があまり飲めないので今日は最初からウーロン茶です。いつもこの時期は鍋料理になることが多いんですが、今回は予約の際肉系料理にしてもらうようお願いしてあります。そのせいで宿の方も「メンバーにふぁるこさんがいるんだ」って思っていたそうです(笑)。今回これに絡む話をする中でaotyanさんも実は鍋料理が魚料理のメニューの中で好みでない分類だってことがわかりましたので、次にニシダを利用する際は予約時に今回と同じようにお願いしようかな?と思っています。 [料理が次から次へと出てきます。] [久し振りということでご主人が気合を入れて下さったとか。] [若奥さんに撮って頂きました。これは空いている平日ならではかな?] さてここからは料理の紹介です。どれもとても美味しかったです。最後にご飯と味噌汁が出る予定だったんですが、さすがに食べられそうにないので3人とも遠慮させて頂きました。 [突き出しは鮪の和え物と魚の漬け。] [刺身は三種。トロかつおと締め鯖、オジサンです。] [この時期は鍋が多いんですが、今回は肉料理でお願いしてあります。] [魚の煮付け。] [牛肉の煮付け。] [鯛のスープ。] [2杯目はシソジュースにしてみました。自家製だそうです。] 35年前のニシダの料理といえばスーパーの惣菜物を並べたような感じだったんですが、料理の質・量とも隔世の感があります。今のご主人は元料理人ですからね。 [満腹!] [二次会〜就寝] 美味しい料理をしっかり頂き、19時半過ぎに部屋に引き上げます。ここから2次会開始です。私は今少量の酒でも酔ってしまう状態なので、CYOYAの梅酒の小瓶(50ml)だけを飲んでアルコールは終了。あとはお茶類にしておきます。aotyanさんはお気に入りの梅酒、ふぁるこさんは9%の缶チューハイを。飲みながらバイク談義がいつものように始まります。 今回私がaotyanさんにお聞きしたかったのは、今後のバイクライフの話。先日CRF250Rを売却しセカンドバイクを新車替えられたんですが、その車種選択の理由についてですね。お聞きしたことを整理すると、 ・仕事からの完全リタイヤ後に、街中を移動することが増えることを想定し、街中走行に 向いたバイクを購入した ・操作が2台で違うと危ない目に合うことが考えられるため、次のメインバイク買い替え (2〜3年後かな?)にはセカンドバイクと操作が変わらないものにしようと考えている ということだったかと思います。以前はバイクを降りたらオープンカー(SC430とか)を買おうかな、なんて言われていたこともありましたが、その考えは今はなくなっているようです。 なぜ、私がそれを聞きたかったかというと、今のV−Strom250の買い替えをそろそろ考えないといけない時期だからなんですよね。2台持ちなら故障リスクが国産より高い外車を買っても大丈夫なんですが、私はバイクの2台持ちは止めてコペンとの2台体制(昔ホンダが言っていた2×4ってやつ)にするつもりなので、問題の多いバイクはダメなんでよね。昨年390DUKEとV−strom250の2台持ちを止める際、新しい方の390DUKEを売ったのも冬場にエンジンが掛からないって欠点があったからですから。外車でも品質の高い(というか日本の気象状況に合っている)バイクメーカーがどこかとか、新しいセカンドバイクの評価を教えて欲しかったんです。 お話しの内容や、今日1日の走りを振り返り、そろそろ次バイクの選定を始めようかという思いが強くなると同時に、やっぱりバイク2台持ちを復活しようか?とか悩みが増えちゃいました(笑)。 [私のふぁるこさんのVFR800Fのイメージが白ってことに納得がいかない様子のふぁるこさん。] [このVFR1200Fのイメージが強く残っているんですよね(10日DSにりんかん豊山店にて。] [お話し、参考になりました。1歩踏み出すきっかけになりそうです。] 今日の宴会は23時半で終了。いびき問題があるので、私はお二人寝入るのを待ってから目を閉じました。 |
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