2023/04/08 伊良湖岬ツーリング
(まさかここまで寒いとは!ツーリング)

[はじめに]
 暖かくなったせいかコロナウイルスの勢いも衰え、世の中のムードも完全にアフターコロナって感じになってきました。菌が消えた訳ではないので再流行するかも知れませんが、もうインフルエンザと同じように考えて良い感じです。ちなみにツーリング当日(4月8日)のコロナ感染者数は全国で8500人。先週より1000人増えているそうですが、こういう話を聞いても何とも思わなくなっちゃったのは良いことなのか悪いことなのか・・。

 そんなわけで私からのツーリング企画提案も再開。天候の関係で半月ずれ、桜の時期を過ぎてしまいましたが、MottoTouringClubの今年初回企画の開催となりました。


[出発〜一般道〜豊田IC〜東名高速豊田上郷SA(集合)
 今日は家を7時過ぎに出発。時間に余裕があるので一般道を使って豊田ICまで行き、そこから東名を使って集合場所の豊田上郷SAに向かうことにします。昨晩までかなり強い雨が降っていたため、途中の峠越えでは路面にまだ濡れた部分があったものの、豊田市に入る頃には完全ドライ状態になってくれ、気分も盛り上がって来ます。

 私は8時20分頃SAに到着したんですが、駐輪場には既にW800、ゼファー、スピードツインが停まってました。皆さん気合が入ってますね!

 
        [この3台は雰囲気が似ています。]

 
     [390DUKEを横に置くと「浮いてる感」が半端ないです(笑)。]

 SAのコンビニ横で話をしながらW400さんと黄Vストさんの到着を待っていると、単気筒の歯切れの良いエンジン音を響かせながら1台のバイクが駐輪場に向かって行きました。ジャケットから見てW400さんで間違いないんですが、W400さんは昨年バイクを買い替えられていて、今日がそのお披露目となります。通り過ぎたバイクはGB400じゃないか?と言う声もありましたが、ナンバーに緑枠がなかったように見えたんですよね・・。それにタンクからサイドカバーあたりのデザインに見覚えがあったんですが、名前がポンと出て来ません。歳はとりたくないですね(泣)。

 到着されたW400さんに車種をお聞きすると、ヤマハのXSR155とのこと。昨年買い替えの話をお聞きした時の私の予想はホンダのGB350か同じくホンダの400Xだったんですが、完全に外れました。W400を修理のためバイク屋さんに持って行った時に見かけて気に入り、買い替えに動かれたみたいです。
 
     <今回の参加者>
    
参加者 バイク ちょっと一言
XSRさん
(W400さん)
 XSR155  
         [W400さん好みのネオクラシックスタイル。]

   
 [マフラーはフルエキ。減速時の音がお気に入りだそうです。]

 XSR155はヤマハから国内販売はされておらず、このバイクは逆輸入されたものになります。現時点で走行距離は3000kmほどだそうで、マフラー交換やビキニカウル・車名入りラジエターコアガード取り付けなど、DIYでの各部カスタムを進められてました。155ccと言っても車体は大柄でシート高も高く、もっと大きな排気量のバイクに見えますね。

   
 [ビキニカウルは下部をカットして取り付けたそうです。]

 なお、バイク乗り換えに合わせ、ヘルメットとゴーグルも新調されてました。 
aotyanさん SpeeTwin
1200
 SpeedTwin購入に合わせて購入されたブーツを今回初めて見せていただきました。これ、シークレットブーツみたいになっていて、履くと足付き性が向上するんだそうです。今回のツーリングのように強風下でのツーリングでは足付き性って大事なので、ばっちりだったかも。

     

 [シフトやブレーキ操作に違和感もないそうです。]
W800さん W800  今回のツーリング中、ずっと寒そうにされていたW800さん。カウルがないのに加え、このバイクだと上半身は直立状態で風がもろに当たるので、連続の高速走行だと体が冷えても仕方がないかも。
 私の390DUKEも条件は同じなんですが、そんなに寒さを感じなかったのは小型とはいえメーターバイザーを付けているのと、タンクのシュラウドが効いているのかも知れません。

 

    [相変わらずきれいに乗られてますね。]
 ゼファーさん  ゼファー750  ゼファーには今回からタックロールシートを装着。見た目の旧車感が増しましたね。
 ただ、このシート、太ももに当たる部分の幅が純正より広くなっているようで、足付き性向上には役立っていないようです。肝心の座り心地がどうなのかはお聞きし損ねてしまいました。 

  
 [ゼファーにこのタイプのシートっていうのは定番ですね。]
黄Vストさん V−Strom250  豊田ICに入る前に給油しておこうと思い、R155バイパスから右折してICには向かわず、左折して200m少し走ったところの反対車線のガソリンスタンドに入ろうと交差点で右折信号待ちしていたら、左車線に黄色のV−Strom250が。ヘルメットや衣類、体形から見て黄Vストさんだ!と思ったんですが、このバイク、ICを背にそのまま直進して行ってしまいました。よく似た他人だったのかな?と思ったんですが、後で黄Vストさんにお聞きしたら、豊田上郷SAのスマートインターチェンジから高速に入られたんだそうです。スマートインターチェンジの存在、完全に忘れてました。次回から私も利用しようかな?

 HANZ 390DUKE   自分のV−Strom250で最近気になっているのがラジエターコアガード(網)の錆。黒塗装してあるんですが、だんだん錆びて茶色くなって来ているんですよね。
 私のバイクは湿気が溜まりやすい場所に置いてあるので、そのせいかな?と思っていたんですが、今日のツーリングの休憩中に黄Vストさんのバイクをこそっとチェックさせてもらったら、やっぱり錆が進んでました。スズキ車は他メーカーに比べてコスパが良いのはいいんですが、塗装が弱い感じが拭えません。

 XSRさんのようにアルミ製のコアガードに替えるのが一番良いんですが、高いので純正純正の新品を購入して取替え、古いコアガードは錆を落として再塗装し、錆びたら入れ替える形にしようと思っています(部品は到着済み)。


            
     [お二人はかなり寒そうにされてました。ゼファーのグリップヒーター、壊れちゃったみたいですね。]

              
              [でも日向に座っている分にはかなりましになって来ています。]

     
    [私だけ昔ながらのバイク用装備。カジュアルなものに買い替えようかな?]

 少し遅れて黄Vストさんも到着。寒かったので豊田市内のワークマンでインナーを購入していたため時間がかかったみたいです。と言ってもまだ集合時間の15分前ですけどね(笑)。

          
   [皆さん万が一を考えてプロテクター内蔵パンツを履かれています。プロテクターは寒さ避けにも役立ちますね。]


 その場で少しお話しした後、駐輪場に移動して早速XSR155を見せていただきました。

  
   [車体は155ccには見えない大きさ。390DUKEとほとんど変わりません。]


  
  [カスタムはYOUTUBEを参考に自分で進められているそう。便利な世の中です。]

  
    [やっぱり新しいバイクがあると話が盛り上がりますね!]

  [XSRを真ん中にして。]

  [出発前に全員で。]


[東名〜音羽蒲郡IC〜R1〜R42〜県2他〜蔵王山展望台]
 9時にSAを出発。基本走行車線の流れに乗って音羽蒲郡ICまで走ります。東名は意外と混雑しておらず、追い抜いていくバイクも数えるほどしかいませんでした。陽射しのわりに気温が低く、ちょっと寒かったですが、ミラーに写る5台のバイクを見ていると楽しくて寒さを忘れちゃいました。やっぱりマスツーリングは良いですね。
 
 音羽蒲郡ICまでは80km/hを守って走る大型トラックの後ろを走る形になりました。潮岬クラブのメンバーにGIXXER150乗りの方がいるため、この排気量でも100km巡航をこなせることはわかっていたんですが、ペースを上げても寒いだけですからね。
 
 音羽蒲郡ICで高速を降りR1に入ったんですが、R1はかなりの渋滞。今週4日(火)に今日のツーリングでR23バイパスに向かうために右折した県31の交差点を左折したところにイオンモール豊川が開業したそうですので、それに向かう車が多かったのかも知れません。

 R23バイパスに入っても遅い車に前を塞がれなかなかぺースが上がりませんでしたが、片側2車線になってからは一気にペースアップ。走りながらこれから向かう蔵王山展望台の方を見てみると、かなり霞がかかってしまっています。こりゃ残念ですがあまりきれいな景色は見られないかも・・。

 豊橋港ICでバイパスを降り、県2に入ります。ここも意外と空いていて、展望台の登り道路入口までスムーズに辿り着けました。と、ここまでは良い調子だったんですが、問題はこの道路。桜の花が散り、その残骸が路面にかなり残っていて、見るからに路面が滑りやすそうな感じです。もともとこの道路は道幅が狭いのに、これのおかげで走りやすい路面部分がさらに狭くなっちゃってましたしね。こういう道を走り慣れていないゼファーさんはかなり緊張されちゃったみたいです。まあ、まだ時間が早かったため、対向車が1台しか下って来なかったので助かりました。

 10時過ぎに何とか展望台駐車場に到着。早速展望台の4階に上り、360°の眺望を楽しみます。ここからは天気が良ければ富士山を見ることができるんですが、春先は霞がかかるので今回も残念ながら・・。

      
 
   [伊良湖岬方面。昔はここに発電用の風車が建っていたんですが、撤去されちゃいました。]

      
            
 [バイク部分を拡大してみました。]

  
  
     [4輪用駐車スペースにバイクを置いたのは・・・。]

  
          
 [こういう写真が撮りたかったから。]

 
 
     [フロアに地図が描かれているのでわかりやすくて良かったです。]

 
[私も展望台は久し振りです。]

 
      
  [三河湾側のメガソーラー発電所。]

 
    
    [浜松方面。天気の良い日にはこの先に富士山が見えます。]


 駐車場に戻り、出発準備。この頃になると風が一段と強くなってきていて、寒さがより身に染みるようになっていました。時間は10時30分少し前。次はサンテパルク田原にチューリップを見に行くつもりだったんですが、寒さをしのぐ意味でも早めの昼食を皆さんに提案させていただきました。


[県2〜渥美の味処「むらかみ」(昼食)]

 時間は10時半。展望台から下っていくと対向車が結構上がってきます。ブラインドコーナーで道路の真ん中を走って来る車もいたので、右手を横に広げることで「何事??」と思ってペースを落としてもらうようにしてみました。マナー的には良くないですが、事故が起きるよりましなので・・。

 さて、今日の昼食ですが、せっかく渥美半島に来たので、どんぶり街道イベントに参加しているお店から選ぶことにします。このイベントは今年で8年目になるようで、XSRさんが一時期スタンプ集めをされていたみたいですね。

 参加店は結構あるんですが、11時から食べられメニューも多いお店であることを考え、今日は「渥美の味処 むらかみ」さんにさせていただくことにしました。このお店は渥美半島をホームコースにされていたXSRさんも初めてだったようです。個人的にはもう少し先にある天ぷらのお店「さくや」さんも好きなんですが、こちらは開店時間が11時半と少し遅く、席数も少ないので待たなきゃいけない可能性があったので。

    
       [ぴったり11時に到着。さあ、冷えた体を内側から温めましょう!]

         
   [このお店のどんぶり街道参加メニューは看板の三河赤どりの親子丼。でも注文者は0でした(笑)。]

   
           [料理待ち中。黄Vストさんは寒いのにノンアルビールを。]

  
           [aotyanさんのみ海鮮丼。残り5人は大あさり料理です。]

  [XSRさんは大あさりフライ定食。]

              
   [残り4人は大あさり丼。私は2020年12月27日のソロツーリングの際に食べたのが最後です。]


 暖かいお味噌汁と丼ぶりで体を温めた終わったところで念のため天気予報を携帯で確認したんですが、なんと名古屋市西部に14時頃雨が降るって予報が・・・。今日は高山とか北方面の天気が悪くなるということでしたが、まさか名古屋市内まで影響が出るとは思っていませんでした。
 外を見てみるとさっきまで晴れていたのに雲が多くなり、少し暗くなって来ています。渥美半島で雨が降ることはなさそうですが、天気の状況を確認しながら帰りの行程を考えないといけなそうです。


[広域農道〜R42〜伊良湖岬]

 むらかみを出た後は広域農道を使って太平洋岸に出て、R42で伊良湖岬に向かいます。むらかみから先の三河湾側は街中走行になり、面白みがないですからね。風が弱ければ渥美火力前の海岸沿いの道路がお勧めなんですが・・・。

 伊良湖ビューホテルの真下、日出の石門入り口にある駐車スペースにバイクを停め、歩いて恋路ヶ浜を見下ろしてもらうことも考えていたんですが、ここの駐車場は傾斜がきつく、下手をすると立ちごけしてしまう可能性があるので今日はパス。走りながらの観光にとどめさせてもらいました。風も強かったですから無理は禁物です。

 恋路ケ浜には12時半に到着。トイレに行っている間に皆さんの姿が見えなくなったので、灯台を見に行かれたのかな?と思って行ってみましたが、皆さんは売店でコーヒー休憩を取られていたみたいです。お待たせしてすみませんでした。

 [今日は貝の日だそうで、ゆるキャラがPRしてました。]

 [うちの猫と同じ名前なので親近感が・・。]

  
            [伊良湖岬の定番といえばこの風景。]

  [久し振りに灯台を見ました。]

 駐車場に戻って皆さんと合流。出発前に雨雲予想を確認したところ、やっぱり名古屋市内は14時頃に雨雲がかかる感じです。ただ雨は短時間で上がる感じだったので、もう少し渥美半島観光をしてから帰路につくことにさせてもらいました。

            
 [駐輪場に戻ったらXSR900が。やっぱり似てますね。もう少し後ろにはXSR700も停まってした。]



[R42他〜サンテパルク田原]
 次の観光場所はサンテパルク田原のチューリップ畑。赤羽根の太平洋ロングビーチを走ることも考えたんですが、これだけ風が強いとバイクが潮まみれになってしまいそうなので今日はパスさせてもらいました。砂が舞ってバイクがサンドブラスト処理されちゃいそうですしね(笑)。

 サンテパルク田原手前の交差点で左折待ちをしている際、左側からの強風が!皆さんバイクを倒さないよう必死で耐えていたようですが、全員かなり怖かったみたいです。風は全然おさまる感じがないので、帰りのR23バイパスや東名が怖そう・・・。

 サンテパルク田原には13時頃到着。名古屋の雨をやり過ごすため、ゆっくり観光させてもらうことにします。

 [バイクを置いてチューリップ畑に向かいます。]

 [こんな電車が置かれてました。]

  [階段を登って・・・。]

  [ここが入り口です。]

  
  
          [チューリップは終わり際って感じでした。]

  [各自写真を撮りながら。]

  [高台にあるベンチに向かいます。]

  [晴れて少し暖かくなって来ました。]

  [高台到着。]

  
       [コガネムシの小さいのみたいなのが大量発生していました。]

  
         [このアングルだと終わりかけ感をごまかせます(笑)。]

  
      [1本だけあった黒いチューリップを撮影するaotyanさん。]

 [皆さん満足いただけたかな?]

 [橋を渡ってサラダ館へ向かいます。]

 売店でお土産を買ってもらった後は、サンテドームで開かれていた花のイベントを見に行ってみます。

 
  [だいぶ陽射しが強くなってきましたが、風は相変わらず。私は帽子がすっ飛びました!]

 [ランのフェアだったようです。]

 [受賞作品を見る黄Vストさん。]

  
 
 
                  [きれいな花弁をアップで撮ってみました。]


[県2〜R23バイパス〜R1〜音羽蒲郡IC〜東名〜豊田上郷SA(解散)]

 サンテパルク田原でゆっくりした後は三河湾側の県2に抜け、R23バイパスに入る前に給油を済ませてもらいます。このスタンド、この近辺ではガソリンが安めなんです。
 神明ふ頭からR23に向かおうと交差点を右折したら、4台ほど前に白バイが!県2から埠頭までの道路はスピードが出やすいので要注意ですね。

 R23バイパスに入るとやっぱりもの凄い強風。こういう時は走行車線をのんびり走りたいところですが、この先で1車線になることを考えると追い越し車線側に移らざるを得ません。幸い後ろに車がいない状態で車線を変えられたので良かったです。

 R1は行きに比べ流れが良く、音羽蒲郡ICに普段より早いくらいのペースで到着。東名は走行車線の流れに乗ってずっと走っていたんですが、岡崎ICからの合流車両を避けるため一旦追い越し車線に移ってから走行車線に戻った際に入った場所が悪かった。前を走っていたのがレクサスだったので、そこそこのペースで走ってくれるだろうと思ったのに、70km/hで走るんだもの・・。さすがに遅すぎでしょ!

 最後の休憩は豊田上郷SAで。

 
  [皆さんお疲れさまでした。風が怖いし寒いしで大変でしたね。]

       
  [風が強い時にはニーグリップが効果的、とベテランのaotyanさんから指導があったようです。]

 [最後の休憩中。]

             
 [ホットコーヒーを買うつもりだったのに、癖でアイスのボタンを押しちゃった私。手が更に冷たくなっちゃいました。]

  
       [今日はここで解散となります。]

  

        [帰りの交通規制を確認中。]


[東名〜豊田IC〜いつものルート〜帰宅]
  解散挨拶をさせていただいた後、私は豊田ICで高速を降りていつものルートで帰宅したんですが、途中で雨に降られてしまいました。幸いべたべたにはならずに済みましたが、音羽蒲郡からいつものように一般道を使って帰宅していたら、完全にびしょ濡れになっていたでしょうね。
      

[終わりに]
 幸い私以外の皆さんは雨に濡れることもなく帰宅出来たようで良かったです。aotyanさんの布団も無事だったようですしね(笑)。


  [走行距離] 272km
  [燃   費] 29.76km/L(1600円)

           
             


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